あらすじ
陶芸に魅せられて…恋の決断と仕事の決断
波佐見焼の窯元で働く青子と龍生。つきあい始めた二人は、恋も仕事も順風満帆。ところが、龍生が陶芸の展示会に誘われ、フィンランドへ行くことに。青子は、かつて北海道へ行ったまま、帰らなかった元彼・熊平を思い出してしまう。龍生は青子を苦しませないために、北欧行きを断念する。龍生の優しさに、胸が締め付けられる想いを抱える青子は…?
長崎・波佐見焼の窯で働く青子と、そこに新入りとしてやってきた龍生。
お互い第一印象は良くなく、時に対立しながらも
次第にお互いを認め合い距離を縮め、
ぴりついた気持ちが恋に変わっていく(?)姿が描かれます。
ふたりとも自分の仕事観をしっかり持ち、簡単に妥協しないので
読んでいてドキドキします。
皿を見ていて絵付けのデザインを思いつく青子のシーンは
魔法少女もののようで、また違った魅力があります。
ぶつかり合いながらふたりが作る器がそれぞれ素敵で、
磁器の世界の楽しさが少しのぞけます。
モノ作りに賭けるふたりがお互いを別の意味で意識し出したとき、
そこには何が生まれるのか…。
未だ語られないながらも絶対に何かありそうな龍生の過去も
とっても気になります。
感情タグBEST3
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思わずまとめ買い
一度経験している失敗やトラウマって、もう二度と経験したくないもんね。裏切られたらまた精神的に辛過ぎる!だから、わたしは青子の気持ちわかるなー。別れることで、お互いが自由になれると考えてしまう気持ち。でも、誰と付き合っても同じ状況で同じように別れることになるから、主人公には乗り越えてほしいっ!!
次巻が気になるーっ!
続きが気になる
試し読み3巻読んで気になって続き買いました。
大人の恋愛って感じでめちゃくちゃハマった!なんとなく別れを
一回挟むような気がしてたけどやっぱきた。続きが気になる!!!!
やっぱりなあ。
やっぱり別れることになったか。
そうでないとお互いに踏み出せないこともわかってたし、それでも龍生にはフィンランドに行くことになってもどうにか関係を踏ん張ってほしかった。
空港で渡した紙袋にはもしかしたら婚約指輪でも入っていて、最後の別れ際に青子に囁いた言葉はプロボーズかとも期待した。
これは二人が最後にハッピーエンドを迎えるための別れなのだと信じたい。
Posted by ブクログ
見てるこっちとしては、何でそうなっちゃうのさー!という展開ですが、青子のトラウマも龍生の想いも今までのことがあるが故に仕方ないんだろうな、と。
今後、二人がこれを乗り越えて元のようにいい感じになってくれる展開を待ってます。
今回はしのぶちゃん、功ちゃんがいい感じになり、ほっこりしました。
自分で思う自分と他人が見てる自分って結構違ったりしますよね。
Posted by ブクログ
いくらトラウマがあるとは言え、流石に
龍生を信じてあげて欲しい。
たった一ヶ月だし、冬休みの間は自分もあっちに行けばいいし、
昔と違って龍生が青子への愛と理解があるのだから
ビデオ通話でもなんでもすれば良いと思ってしまう。
重い女になるのが嫌というなら
試しに一ヶ月頑張ってみたら良いのに。
一ヶ月離れて失うのが怖いから
一生失う方を選ぶというのがどうしても理解できない。
しのぶちゃんがひらすら良い子。
彼女も幸せになって欲しい。
ため息
恋愛脳というか、置いていかれるかもとか、彼の足を引っ張ってしまうからとか、悲劇のヒロイン気取って結局別れるという決断にため息です。
ちっとも成長してないヒロインに思えてしまう。もう見守る気持ち失せてしまいました......