【感想・ネタバレ】転生しまして、現在は侍女でございます。 １のレビュー

玉響なつめ

[琥珀のタナ · ★★★★★]

愛情あふれる主人公

仲良くなった側室の娘(乙女ゲームの中では悪役姫となる王女)に愛おしさを感じ、こんな可愛い天使を悪役になんてさせるもんですか！
と侍女(じじょ)に転生した主人公ユリアが王女の為に奮闘する物語。

1巻は前世での乙女ゲームの時系列より前の話メインであり、且つ乙女ゲーム要素は薄い文章(単純に王女への愛情＞＞＞乙女ゲーム要素)のため純粋に使える主への忠誠と愛情の話。

そこに転生という要素を加えた事で、
主人公本人はコツコツ侍女としてただ勤勉に働いているだけのはずなのに色々と影響を与えていくという面白さが加わっている。

転生という要素が足されてはいるが、1番の魅力は主人公ユリアの性格だと私は思う。
コツコツと勤勉に働き、王女への純粋なる忠誠と愛情、また他者の良い面を尊び、優しく接しようとする姿勢。
そして周りの人の恋愛を後押ししておきながら、本人は恋愛初心という点も見ていて心地好い。

全体的に心がホッコリしてフフッとしてしまう作品。

[ぶちゃこ · ★★★★☆]

完璧筆頭侍女様

黒髪を引っ詰めて、メガネをかけて、侍女服をビシッと着こなして。仕事をさせれば完璧で、でも自身の結婚よりもお姫様一筋‼︎他人からは冷たい人間に見られているようですが、案外ダメダメなところもあって、とても可愛い筆頭侍女様。ゲームに名前も出てこなかったようなモブキャラですが、実は転生者で、乙女ゲームのストーリーの中に生きていることもわかっていて、プリシラちゃんを悪役令嬢にはさせないという鉄壁な仕事人。これからも活躍に期待です。

[マカロン🍀 · ★★★★☆]

侍女のユリア、(・∀・)ｲｲﾈ

子爵令嬢ながら、11歳から王の側妃に見習い侍女として仕えるユリア。
15歳のときに、産まれたての王女プリメアを遺して亡くなった側妃に代わり、母親代わりに侍女として仕えている。
そんなユリアはもう21歳。周囲に素敵な男性がいるんだけど、王女様一筋。

[フク · ★★★★☆]

仕事一途な主人公好き

仕事一途な真面目なヒロイン好みです。様子もだいぶ地味めですが、アルダールはめっちゃイケメンなので、夢を見させてくれます。

[ブクログ · ★★★★☆]

思ったよりも楽しかったです。
乙女ゲーム開始以前の時系列にモブとして転生したユリア。
悪役令嬢となるプリメラ王女様を出産前から見守り、侍女として素敵王女に育てる。

そんな中、王女に攻略対象との婚約が整いそうになり、その異母兄とユリアの間にも何やら…。

1巻はゲーム開始前でヒロインも登場前。今後の展開に期待。

[ブクログ · ★★★☆☆]

はじめは面白かったのですが、だんだんとくどく感じてしまって読み進められなくなってしまいました。結局結婚までいくのかなあとは思いますが、そこまで読みきる自信がなく離脱しました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

乙女ゲームのストーリー開始前の世界に、モブとして転生したユリア。悪役令嬢になる予定の王女付きの侍女として、破滅を回避することと自ら動く生き方を楽しんでいると色々起こる、というストーリー。
「小説家になろう」に掲載されていた作品を手直し出版されたものなので、読みやすい文章。拙さも残っているので、一気に全ページ読むのはちょっとつらいけど、1エピソード毎くらいで区切ると、気軽に読めていい感じ。ちょっと幸せな気分になる。
続きで文章がどう変わっていくか楽しみ。

[匿名 · ★★★☆☆]

前世でやりこんだ乙女ゲームの世界に転生できたおかげで、侍女としてユリアはうまく立ち回れているようだった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ユリア・フォン・ファンディッド。
ひっつめ髪に分厚い眼鏡、地味な侍女服にほっとする。そんな不愛想な王女専属の侍女。21歳。
彼女には前世の記憶があり、この世界は前世のゲームの世界に似ているということ。とはいえ、ユリアはメインキャラとはまったく関係ない人物で。
たまたまゲームのヒロインのライバルキャラ、悪役王女のお世話係になってしまうが、前世からの子供好きで世話好き心に火が点いた！
王女のことが可愛すぎて、内心悶える日々。
天使！いや大天使がいる！悪役になんてさせるものか！

男尊女卑の世界で、外見の地味さを侮られ、行き遅れと蔑まれても、母と慕ってくれる王女のために、真面目に真摯に仕事に向き合うユリア。
王女の成長と共にユリアの周りも騒がしくなってくる。
ユリアの家庭の事情に、ジリジリと近づく彼との距離。面白くなってきたー！