あらすじ
舞台は、１９９０年神戸市北区。
アメリカの郊外をモデルに造られたニュータウン、オリゴン村。
裕福な住民が暮らすこの町に、“ひとりの”少年が養子としてやってくる。
少年の名は秘鳥（ひとり）。
美しく聡明な少年・秘鳥に、園山夫婦は魅了されるが、
秘鳥には、大きな秘密と恐るべき目的があった――。
スタイリッシュな高校生を描いた『坂本ですが？』から約2年。
佐野菜見が描くミステリアスな悪童の物語。
感情タグBEST3
わけがわからないのに面白い
いったいジャンルは何に当たるのだろうかと終始思いながら読んでいましたが、独特の世界観と笑いのセンスを持った作品でひたすら面白かったです。作者様が最近亡くなられたとニュースで見ましたが、こんな素敵な漫画を描く、惜しい人が亡くなられたなと思いました。
思わずプッと笑っちゃう
母親を殺されて施設で育った子供が、復讐の為犯人を捜し出す、という
シリアスなストーリーかと思いきゃ、とんでもなく笑えるコメディーでした。
真面目なんだかふざけてるんだか分からないシュールな笑いというか・・・。
一人二役という設定はミステリー等でもたまにありますが、
本作は二人一役(笑)。 双子だけど一人の子供(偽名は秘鳥:ひとり)に見せかけるという珍しい設定です。
秘鳥くんを引き取った善良な園山夫妻もまたいい味出してますし(笑)。
絵柄は独特の画風なので、好き嫌いがはっきり分かれるかもしれません。
70年代位の萩尾望都先生のタッチに似ているような気がしますね。
ただし読み始まってしまえば、そんなことどうでも良くなるくらい笑ってしまいます。
四の五の言わずとにかく笑いたい方、絶対おすすめです！
匿名
アニメが面白かったので全巻買ってしまいました。
原作もシュールさがすごく面白いです。
あとおっちんとんって単語、この漫画で初めて知りました。
匿名
不穏な雰囲気と思わずくすっとしてしまうシュールさが何とも…面白いです！双子の目的も明かされ続きが気になりますね。アニメも楽しみです！
双子が一人の少年を演じる理由は
一人の少年が、老夫婦のもとにやって来た。少年に与えられた部屋へ送られた荷物の中に、もう一人の同じ顔をした少年が入っていた。双子はある目的を果たすために、二人が一人の少年として演じ、老夫婦の信頼を得るため奮闘する。彼らの目的とは一体何か？
不穏
絵柄や雰囲気が出だしから不穏な空気をかもし出している。双子なのに一人のふりをして、何かよくないことが今にでも起こりそうなのに…何かコメディ。これはミステリー風のコメディ？
えー。こわい。笑
絵が坂本ですがと同じなので、ちょっぴりサイコパスな感じです笑
ただのコメディで溢れた漫画かと思いきや、2人で1人になっているのには意味がありました。
続きが気になります。
Posted by ブクログ
ミギとダリ
ブロンドの双子の男の子
でも2人で１人の男の子・秘鳥としてとある善良な夫婦のもとに養子としてやって来るのだが…
なにこれ！
めちゃおもしろい！
秘鳥が悪ぽいのもオーメンぽくておもしろい～
1巻のラストで
この2人がこの街に何を目ざしてやってきたのかわかります
続きが楽しみ～。
Posted by ブクログ
顰蹙を買っちゃうのも承知で言うが、ヤバい
語彙力の無い人間と思われるのは嫌だけど、この『ミギとダリ』に関しちゃ、ヤバいって表現しか出ないし、リアクションも出来ない
念の為に断っておくが、駄作ではない
名作でもない。かと言って、迷作、と表現するのも憚られる
面白いのは、確かだが、どう面白いのか、そこが説明できない
正直、これが受けるか、は微妙な気がする。よほど鋭い感性の人なら、この『ミギとダリ』の良さが理解できて、説明も出来るんだろうが、逆に他の漫画の良さが響かなくなりそうだ
代表作である『坂本ですが？』も、シュールの極致で、読み手を笑いの渦へ、強引に引きずり込んでいたが、あれがまだマシ、と感じるような中身だ
そもそも、佐野先生の絵柄が、読み手の不安を膨らませるタッチなのも、他の作品のように、自信を持って、他の漫画読みに勧められない理由だ
基本、私が勧めた漫画で、他の読み手がどんな考えに到るか、どんな行動を起こすか、ぶっちゃけ、知った事じゃないのだが、この『ミギとダリ』を読んだ他の漫画読みのアンテナが根元から折れちまって、毒電波を受信するようになったら、さすがに責任は感じてしまう
ただ、やっぱり、自己責任になってしまうので、このレビューを読んで、『ミギとダリ』に挑戦するか、はご自由に
月並みな面白さに飽きているって人なら、あるいは、彼らの圧に勝てるかもしれないしな
とりあえず、私は（２）を買うか、迷っている。もし、他の方が（２）を買って、感想を書いてくれ、それが高評価なものだったら、買おうかな、と思っている
お勧め、とは言い辛いが、少なくとも、第一話「ひとりの少年」は掴みがバッチリだった
この台詞を引用に選んだのは、不思議なもんで、すんなりと納得できたので
人と違う所を、自信に思えるようになったら、子供は成長のチャンスだ。そして、子供のチャームポイントを褒めてあげるのは、親の仕事だ
コレジャンルはギャグ…？
絵と展開が劇画すぎて位置付けしづらいけど、ところどころシュールが混ざってる。
二人の入れ替わりシーンとか、力技もここまできたか！と思った。
それがおもしろい。
夫婦はとても優しいしウェルカムなのに双子の復讐心が強過ぎて夫婦の言動に裏がある様に感じてしまう。少しギャグ要素もあり楽しめます
よくわからない
アニメよりはおもしろく感じましたが、なにかが足りない？気がします？なにが足りない？よくわかりません。
設定が日本風か西洋風かよくわからないレベルでごちゃまぜになっているためですか？
Posted by ブクログ
「悪童日記」みたい！
絵も上手いが、台詞もなんだかおもしろい。
・そんな。スティーブ・ジョブズじゃあるまいし。
・んまぁ！！ 雁字搦めの混乱知らず！！
・ざんざかくるわよ。
・まんまとぼくらの、思うたこつぼさ。
・妙ちきちきばんばんよ！！
Posted by ブクログ
シュールだなあ…。
でもちょっとしたミステリー要素やちょっと可愛いお話とか、この作者さんの雰囲気にすごくあっているかも。
どうなるのか楽しみ。
良く分からない
ちょっと良く分からないお話です。
良いお話っぽいですが、古風な絵柄と話のテンポが苦手。
次巻からもっと面白くなるのかな？とも思いましたが、一巻の試し読みで終了しました。
