あらすじ
選聖会議。大陸西側の有力者が一堂に会する舞台に、ウェインは再び招待を受けた。
それが帝国との手切れを迫るための罠だと知りつつ、西へ向かうウェインの方針は――
「全力で蝙蝠を貫いてみせる!」
これであった。
グリュエールをはじめ実力者たちと前哨戦を繰り広げつつ、選聖会議の舞台・古都ルシャンへと乗り込むウェイン。
だが着いて早々、選聖侯殺害の犯人という、無実の罪を着せられてしまい!?
策動する選聖侯や帝国の実力者たち、そして外交で存在感を増していくフラーニャ、天才王子の謀才が大陸全土を巻き込み始める第八弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感情タグBEST3
益々
選聖候会議に招待されルベティア教の中心地ルシャンを訪れたウェイン王子。またしても厄介ごとがおき知力の限りを尽くす。いろいろな思惑が渦巻く中次巻はどんな活躍が見られるか楽しみです♪
Posted by ブクログ
うん、面白かった。
前二巻ではウェインはどちらかというと脇役に回って他の人の戦いの軍師的な役割だったのだけど、今回は久々にウェイン自身の戦いの回だった。
そしてさすがにやってくれるよウェインさん。
窮地を逆転するその知謀、お見事。
食料買い占めるとか、どこの秀吉ですか?(笑)
選聖侯会議再びという事で、さらに登場人物が増えてますます物語が複雑になってきた。
しかも、それらのプレーヤーたちがそれぞれいろんな思惑を持っているので、これから物語がどう展開していくのか、とてもわくわくしてくる。
なんか大河的な物語になってきた感じがするね。
それにしても選聖侯会議の度に選聖侯が死ぬのってやばくない?!
これは次回の会議も期待せずにはいられないな(爆)
一気に登場人物が増えた
展開としては案の定ウェインが用意されていた罠にハマりますが、上手く立ち回り窮地を脱し、さらに次の計画を用意していた敵をさらにウェインが欺くという感じで、読んでいて痛快ではありますが、きっとウェインは何とかするんだろうなという感じで読んでしまえるので、危機感を感じませんでした。