あらすじ
おおむね楽しい、ちょっぴりさみしい。カラダ半分、ずれている――。
カワカミ・ワールドが詰まった、日記シリーズ最新作。2008~2010年までの3年分を収録。「WEB平凡」の人気連載を単行本化。
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Posted by ブクログ
2011年発刊の10年前の本。10年前から脱力系をやっているのだ。
『インフルエンザの注射に行く。この医院には中村先生の日と原田先生の日があるのだけれど、そしてぜんそくの薬をもらうために毎月一回、三年以上は通っているのだけれど、いまだに中村先生と原田先生のちがいが判らない。
もしかしたら、同一人物がその日の気分によって名前を変えているのだけかもしれないと疑う。』
『大発見をする。ごきぶりは、モーツァルトをかけると、出てくる。マーヴィン・ゲイをかけると、ひっこむ。』
『歯医者さんから帰ってきたこどもが、
「今日ね、先生に『うちの母は、まだ少しずつ成長してるんです』って教えたんだ。」と報告する。
「ふうん、と答えると、こどもは笑いながら、
「そしたらさ、『それは生物としてありえない』って、先生、断言してたよ」
と続けた。
生物じゃなかったんだ!
内心で叫び、あおざめる。』
あとがきに『この日記に書いてあることのウチ、以前は五分の四くらいがほんとうのことだったのですが、ほんとうのこと率は年々上がっているようで、この巻では十分の九くらいに上昇しました。』
とある。この記載が残りの十分の一のような気がする。
Posted by ブクログ
カワカミさんに会いたくて
ちょっと中毒症状?
楽しくて、おかしくて、ニヤニヤしちゃう
単行本、あと1冊
そして、今も続いている
うれしい