あらすじ
ドワーフ王の孫・ヴィンダールヴの勇気に打たれ、ウィルは邪竜ヴァラキアカ討伐を決心する。
仲間と共に邪竜が住むという山へ向かう道すがら、かつてウィルが暮らしていた廃都市に立ち寄ることに。
“迷いの霧”を抜けて、たどり着いた故郷には両親の眠る墓と、廃都市を守る祖父の姿があった。
そして、再会した彷徨賢者・ガスはウィルに戦うだけではないヴァラキアカ攻略の可能性を示し、さらにかつて英雄たちが使っていた武具を授ける。
名品・一級品揃いの武具には、それぞれかつての使い手たちの想いと物語が宿っていて――
「小説家になろう」発、王道ハイファンタジー英雄の記憶をたどる第9巻!!
感情タグBEST3
言葉が綺麗
この作品は「ことば」を意識しているためか、読んでいて言葉が綺麗だなと感じました。最近流行りの異世界ものというより、昔ながらのファンタジーのような。
おじーちゃん!!
ここで帰郷してガスに会えたんですねぇ。相変わらず、な感じで接してくれるおじーちゃんでした。で、ウィルの出自もここで明かすわけだ。よくできてるなぁ。この先の古代竜との対決の困難さも再確認しちゃうけど。
一行のシリアス担当さんお二方もメネルの茶化しにあって、なんとなくほのぼの。シリアスはこの先です。
匿名
ガスに会えた!
竜退治の旅の中、ウィルの故郷でもある遺跡へ!
ガスがいなかったらどうしようと思ったけど、ちゃんといました。よかったー。
仲間たちを紹介して、短い安息を。
孫を死地に向かわせるのは辛いよね、ガス。
スタグネイトとの戦いから、ガスも遠慮なく孫孫連呼で嬉しいです。
最果てのパラディン
ヤバい感動の再開にうるっときたのが、ほんと束の間だった。込み上げる笑いの中にも心に響くコトバが、ガスおじーさんサイコーです!
帰郷
しばしの帰郷と仲間たちの紹介。
数年ぶりに故郷に帰るとすごく懐かしくなるものですよね。
嫁っ子の1人くらい連れて帰られればいいのにと思ってしまいます。
ハーフリングが嫁ってのもいいですよね。