あらすじ
美しい王妃たちの宮廷マウンティング!
第2王妃・アンの野望を阻止するため、アンの実姉でもある第4王妃・クリスティナを味方につけたいスミレ達。
しかし、クリスティナは協力を拒否する。
アンが主催するパーティーが近づく中、アーサーの右腕・ケイとクリスティナの愛と憎しみに満ちた過去が明らかになり・・・!?
ますます目が離せない、宮廷サバイバルファンタジー!
感情タグBEST3
面白かった!クリスを主人公にしても一作できあがるのではというほどうまく作り込まれています。
…作り込むというより実際に数百年前にはこういう女性はたくさんいたのでしょうね。
そして現実には落馬した王子様のあとに名乗り出る「スケベなおじいさま」にあんな素敵な人はいない。。ディアラム伯爵がとてもかっこよかった。人間外見でも年齢でもないね。
クリスティナとケイの過去が分かる内容でした。特にクリスティナ。そしてアンやグレゴリー家の家族関係も描かれていました。何となく想像していた感じの事ですが、悲しい過去です。
でもおじいちゃん(ディアラム)の事も悲しい過去と思っていたのが、意外な展開でした。ここは本当に良かったです。
今後の展開でクリスティナとケイ、2人の関係が少しでも良い方向に進む事を期待したいです。
ちなみにスミレはほぼ出番無しでした。
過去が明らかに
ケイと、クリスティナ、アンの過去が明らかに。美しく誰からも愛される姉を持つ妹の気持ちも分かるし、美しさ故に自由に生きられない姉もかわいそう。2人とも幸せになって欲しい。
切ない恋
ケイとクリスティナ、ケイがクリスティナをふった真相が知りたい。
絶対理由があるはず。早く幸せになってほしい。
そして、ディアラム老。
かっちょい~~。
素敵なおじぃさま。
演じるとしたら生前の志村けん?
クリスティナ、素敵な出会いがあってよかった。
ハンサムな主人公に感動
出来過ぎ感がなく、親近感が湧くカッコよさの女性騎士!一人一人のキャラクターも信念を持っていて今後の展開が楽しみです。
いぶし銀のディアラム侯
アーサーとスミレの出番はほとんどなく、クリスティナとアン姉妹の複雑な関係性がよくわかる本巻
残った謎は、ケイとクリスティナの別れの理由
本当にケイは、クリスティナにあった出来事を理解した上で別れた??
ちょい役と思っていたディアラム侯が、最後に見事な立ち回りでしたね。
しかも、「おまけ」ページを見る限り、頭も切れるし腕も立つ、イイ男だったのね、と。
能ある鷹は、、とはかくあらん、と思いました。
やはりケイとクリスティナは元恋人だったか。
なんか理由があってケイは別れたのだろうけど、その理由が気になる。
登場人物の過去を知るとまた見方が変わって良い!
泣ける
この巻は今まで嫌な奴、得体の知れない奴だったのが少し過去を見る事で人間身を感じる事ができる巻でした。
これからどんどん佳境に入っていきそうでワクワクします
意外な人物に惹き込まれた
クリスティナには同情しかない。
自由に生きる術を持たない若い美人、親の圧力…
美しさゆえに天真爛漫に育っていたから、人の悪意を見抜くのに遅く…。
早く心が癒えて幸せになりますように。
と願わずにはいられなかった。
そして、クライマックスはそこじゃなく。
老いてもなお、本物の騎士だった人が夫になったことは、彼女にとっては救いになったみたい。
たとえその間に恋人が離れてしまったとしても。
彼は立派な愛と誠の持ち主で、見事な生き様だったみたい。ものすごく惹かれた。自分のエゴの為ではなく、傷ついたひとりの若い女性を守り、育て、自立させようと導く…
オビワン・ケノービか?はたまたヨーダか?
作中、アン王女が自分を磨こうという辺りも立派な心がけ。周りからの批判がストレートだったからこその立ち上がり方。
どっちかというと、というか明らかに、私は美しくてスタイルも良く、頭も良かったから、クリスティナの苦労がリアルに分かるし、その弱点も分かる。私も男達の好奇の目や欲望と厳格な家父長制、周り中の女子達の嫉妬と闘わねばならず、無力な少女のサバイバル方法として、クリスティナと同じ方法を取ってしまったので、あの老騎士には若い頃の自分まで救われた気分になった。
進展は特になし
今回はクリスティナとアンの過去の出来事に焦点を当てた話で終わってしまって全体的な話の進展はなかった。
昔のような関係になったら嬉しいけど無理だろうなと思う。
次巻では結構話が進んで面白くなりそう。名前は忘れたけど、おじさんが意外といい人だった(?)
美少女二人
姉妹両方ともかわいいのに妃になって一族を盛り立てろと・・争わせるんですね。生き残って和解してほしいなぁ。権力をつかまないと殺される。絵がかわいいので余計に怖い
分かれた人生は出会うことあるか
クリスティナとアン、見た目は正反対だけど、どちらも違った苦労があるのだね。
今回はクリスティナのお話。美人も時代が時代なら、お家の道具にされるわけで、クリスティナも美しい恋物語から退場させられ、デュラム老伯爵に嫁がされる。このデュラム老が唯のスケベ爺かと思ったらすごい人で、クリスティナのことをよく観てくれてた。兎に角深い。今回も生き抜くことを考えさせられた。また一波乱かな。
クリスティナとアン姉妹
クリスティナはケイと恋人同士だったが、、、父親の策略で前王へ差し出されたクリスティナの酷い運命は読んでいてあまりにも残酷で、幸せになって欲しいと思ったが王妃争いの真っ只中そうはいかないのか。