あらすじ
たとえ供給がなくても(涙)強く生きている社会人オタ女子たちの、 ひそやかに熱い日常をお届けします♪
...続きを読む
「このマンガがすごい!2019」オンナ編第8位にランクイン。衰退ジャンルを愛する人も、公式の供給過多で困っている人も、思わず共感してしまう。
OLのマミがある日、尊敬するミステリアスで有能と社内で評判の上司であるマキに呼び出され、衝撃の事実を打ち明けられるところから物語は始まります。実はマキも、マミが愛してやまない、公式からの燃料不足により衰退の一途をたどる学園乙女ゲーム「どき☆ジェネ」を愛する、所謂衰退ジャンルのオタ仲間だったのです。
学生時代、ゲーム機で乙ゲーをプレイしていた方に読んでもらいたい作品です。本家からの供給がなくなり早幾年、一般人に擬態しながらOLとして過ごす衰退ジャンルに囚われるマキとマミに、共感を覚えるのと同時に、切ないのに思わず笑ってしまいました。たとえ本家からの供給がなくても、いつでも推しのために財布を広げられるよう働き、推しに一途に生き続ける二人の生活をお楽しみください。
感情タグBEST3
何度読んでも絶妙。
乙女ゲームオタクなら(いや、オタクなら?)誰でも頷きながら読んでしまうんじゃないでしょうか?
逆を言えばオタクでない方が読んでも「ん?なんのこっちゃ?」ってことが多々あるような気がします。
私も好きなゲームが過疎化してるので、痛いほど気持ちがわかるのですが、爆笑してしまいました。
乙女ゲーでなくてもOK
すみません乙女ゲーはしないんですが(読んでるとそれがなんか申し訳ない気分)それでもうんうんうん頷きたくなる、笑います。
オタクとまで自覚なくともファン心理理解する方なら共感して笑うポイントあるのじゃないでしょうか。
私は書店員さんのお勧めにあった擬態(~とまで言っちゃうんだ)から入り、5話の布教の難しさには頷きました。そう好きなもの人に勧めて共有したい気持ちはどのジャンルにもあるものだし。
同じ作品を同じような熱で推している人が身近にいるなんて、奇跡。
そんな奇跡に出会ったらそうなるよね!
そしてその熱が眩しいです。
Posted by ブクログ
基本は4コマ漫画で、会社員マミ(25)が、キャリアウーマンの上司マキ(34)から、同じ乙女ゲームのオタクの同志だと打ち明けられる場面から始まる。その後は、推しキャラへの愛情をどう表現するか、ゲーム会社の株主になったら株主総会でどんな質問をするか、などなどひたすらゲームへのあふれんばかりの情熱を給湯室とかで語り合ってる。
正直、乙女ゲーム自体どんなものなのか分からないうえに、あえて衰退しているものに情熱を注ぎ続けることの大変さと、ゆえにより愛が増している点などなどは未知の領域。
なのに…、2人のやり取りを見ていると、なぜだか、なるほどなぁ…と心の中で何度もつぶやいてしまう。なるほどオタとはそういう世界観なのか、なるほど好きの突き詰め方ってそうなのか、と。
一応オタバレしないように会社員やってますという設定だけど、2人(とその仲間たち)の世界に脅威を与える人々が登場してくるわけでもなく、存分に楽しんでおられる。互いに慮る性格のよい2人の関係が良い感じ。
乙女ゲーに限らず、真剣に真っ直ぐに一途に思えるものをもっている、語れる人はとても羨ましい。
Posted by ブクログ
給湯室で、カフェテリアで、私たちは今日も節度保ってオタトーク。
「あなたも…衰退ジャンルに囚われ続けている古参オタなのね…」
尊敬する上司の主任(女性)に呼び出されたOLマミ。
…まさかそんな主任が、同じジャンルのオタだったなんて――!!
(※同じジャンル:学園乙女ゲーム「どき☆ジェネ」。燃料不足により衰退中)
擬態オタあるある満載!!
pixivコミック100万PV突破の大人気ショートショート、ついに書籍化!!
擬態しながら、おっかけしながら、たとえ供給がなくても(涙)強く生きている社会人オタ女子たちの、
ひそやかに熱い日常をお届けします。
Posted by ブクログ
第1話 呼び出し
第2話 擬態オタとレジェンド押し
第3話 自ジャンルに時代が追い付かない
第4話 公式と非公式
第5話 マキさんの弟
第6話 国民的幼児向け教育番組ジャンル
第7話 オタしぐさ
第8話 おひねりのきもち
第9話 3年8カ月ぶりの公式の●●
第10話 乙女ゲーヒロインあるある
第11話 衰退ジャンル的同人イベント 前編
第12話 衰退ジャンル的同人イベント 後編
第13話 マキとミキとクリスマス
あとがき
Posted by ブクログ
好きなものが失われる。風化される。自分だけが取り残されると感じたことはないだろうか。ジャンルとかではなくて、熱量の差というか、そういうの。
愛にあふれていて読んでいて切ないがおもしろい。視点が冷静すぎる。
久しぶりに特典目当てにリアル書店巡った。
たいてい特典会ってもまぁいいかとなるのに、なぜだろうこの訴求力。
Posted by ブクログ
「『自分の思考回路を説明する仕草が不用意に出る』ってオタクの特徴だと思うのよね。私もやるのよ」
…俺もやる。
提案するで指を立てるとか、
手を叩いて納得するとか。
タイトルで全て説明済みのオタク生態マンガ。
最近オタク物また増えてますね。
腐女子のツヅイさんとか。
正直こんなしっかりしたオタクになれないのでへー、って感じで眺める感じの読み方ですが、面白い。
完全異世界だけどきっとあるあるなんだろうなー。
楽しそうで羨ましい。
Posted by ブクログ
pixivで読んでいて面白かったので。
動きの無いジャンルから新ジャンルへの旅立ちはあ~ワカル、という感じ(笑)私も割と動きは早い方ですがレジェンド推しは変わらないものなぁ~
設定ガバガバなアカウントが帰国子女から女子高生に変わっていたのはなんか理由があるのだろうか?(笑)