「このマンガがすごい!2019」オンナ編第8位にランクイン。衰退ジャンルを愛する人も、公式の供給過多で困っている人も、思わず共感してしまう。
OLのマミがある日、尊敬するミステリアスで有能と社内で評判の上司であるマキに呼び出され、衝撃の事実を打ち明けられるところから物語は始まります。実はマキも、マミが愛してやまない、公式からの燃料不足により衰退の一途をたどる学園乙女ゲーム「どき☆ジェネ」を愛する、所謂衰退ジャンルのオタ仲間だったのです。
学生時代、ゲーム機で乙ゲーをプレイしていた方に読んでもらいたい作品です。本家からの供給がなくなり早幾年、一般人に擬態しながらOLとして過ごす衰退ジャンルに囚われるマキとマミに、共感を覚えるのと同時に、切ないのに思わず笑ってしまいました。たとえ本家からの供給がなくても、いつでも推しのために財布を広げられるよう働き、推しに一途に生き続ける二人の生活をお楽しみください。
感情タグBEST3
最終巻なのが寂しいけれど、無理に続けるよりはもっと読みたい位で終わるのが良いのかもしれない。
萌えの方向とか熱量が同じオタ友がいたらこんなだろうなと想像できてすごく楽しかったです。
完結が寂しい…。
すごく好きなシリーズだったので、完結がとても悲しいです。
最後までずっと同じペース(いい意味で)の二人や周りの人たちが微笑ましかったです。
ずっとこの会話を見ていたいなぁと思ったのですが、(おそらく)ネタ元となるゲームも偶然ですが続編が販売される異例の事態で、漫画とリンクするのがまたこの漫画が終わるタイミングだったのかなと。
面白かった!続きは読みたいけど、どんな続きか想像できないから期待だけしておきます。あとがきが豪華でつい読みふけりましたw
Posted by ブクログ
202007/完結は寂しいけど、最初から最後までジャンル問わず原作への愛があり、嫌な気持ちになるマウントもなく、面白かった。絵も綺麗で丁寧。メディアファクトリーにしてはweb発漫画にありがちな雑さがないのもよかった。このシリーズで初めて知った作家さんだけど、今後も期待!
Posted by ブクログ
完結巻。好きなものを好きでいていいってうれしいことだよね。マキさんの前ジャンルであるア◯ジェ。その完全新作の詳細発表のタイミングに間に合ってしまうなんて素晴らしい。ルビーパーティーさんにはまだまだがんばっていただきたい(コルダ沼の住民より)
Posted by ブクログ
ついに完結!書店で完結と知り体操驚いたけど、とても綺麗な終わりでした。終わりと言っても作者さんが言うように「まだまだこんなやりとりをしているだろうな」と容易に想像できる、"続いている"終わりでした。と言うか三巻から泣かせにキテる…。マキが長い時を経てやっと緑子に伝えられた"好き"なもの。どんな好きなものも自分にとってはかけがえない輝いているもので、それは誰にもバカにされたり取り上げられていいものじゃない、と改めて考えた巻でした。
そして個人的に最初の「夏のオタクのトラウマ解禁大会」はぞっとする。「おま…っ!」てなる。学のはただただ悲しい。