あらすじ
過去にアインズに窮地を救われたエンリと薬師のンフィーレア。ゴブリンを護衛とするカルネ村で、二人はひたむきに生きていた。しかし"森の賢王”が去り、森の均衡が崩れたことで、新たな脅威が迫りつつあった。――「エンリの激動かつ慌ただしい日々」。
一般メイドから守護者まで、絶対忠誠を誓うシモベたちを統率するアインズ。彼はある誘いをマーレら一部の守護者に持ちかける。ナザリック支配者の悩ましい日々が明らかに――「ナザリックの一日」。
時は2138年。
骸骨の肉体を持つ最強の大魔法使いとしてオンラインゲームを楽しんでいた、孤独な会社員が主人公。
現実とゲームの区別はついていたはずだが、終了時間をすぎてもログアウトしない!?
ログアウトできないのかと思ったら、まさかここは異世界!?
内心あたふたしながらも、そんな素振りを見せずにいくつかの点を確認すると、やはり今までゲームとして楽しんでいた世界「ユグドラシル」に転移してしまったらしい!(思わずにやける確認方法もあります?)
主人公のモモンガ、改めアインズ・ウール・ゴウンは、かつての栄光を再び手にするために動き出す!
アインズを敬愛し崇拝している部下たちが、ばんばん忖度する姿は、現実世界でもある事象のような……。
しかしながら、そのピュアな忠誠心には心を打たれます。
MMORPGの世界を舞台とした作品が好きなあなたは、きっとどハマりするはず!
きっと読むのが止まらなくなっちゃいますよ♪
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Posted by ブクログ
巻末のキャラクター紹介に、本巻前半の主人公エンリとンフィーレア登場。ルプスレギナやナザリック主要メンバーとのレベルの差がありすぎて驚愕する。しかも人間族が恐れている東の巨人、西の魔蛇が、彼らからすると雑魚キャラ同然という圧倒的レベルの差に再び驚く。『オーバーロード』ってそういう話よね。ルプスレギナは人間種に協力的に見えるが、それはアインズの命令だから従っているだけで、本心は別のところにあるのが今後どんな影響を及ぼすのか。本書後半の温泉回は、ほのぼのパートに見えて、前半の話と絡んできたり、アインズが激昂する場面もあったり(そのあとうまく収めるけど)、アップダウンの激しさに落ち着かない。
ホッコリとしたナザリック!
やはり後ろの方のナザリックの日常は面白かったです!
アルベドが暴れだしたり、コキュートスの外皮鎧がまるで変態のような扱いの掛け合いなどとても面白かったです!虐殺なしの落ち着いた(殺してたりしてたけど…)回も悪くないなと思いました!