あらすじ
脇役の恋に急展開…!?第2巻では、田中さんが想いを寄せる入江くん目線のお話も収録!正直、1巻よりもキュン度はかなりアップしています!少しずつ近づいていく2人の距離、その一つ一つの行動全てにキュンとすること間違いナシ!第1巻発売直後に売り切れ店続出!知っている人は知っている、今一番応援したいラブストーリー、待望の第2巻☆
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アルバイトの面接で名前の「のぶこ」を「モブ子」と聞き間違えられても、「たしかにそうかも」と自分で思ってしまうくらい、脇役でいるほうが落ち着く田中信子、大学2年生。その面接で決まったスーパーでのレジ打ちのアルバイトも、1年ほど続けてやっと少しずつ慣れてきたところ。そして、アルバイトを始めたばかりの頃に困っているところを助けてくれた入江君のことをひっそりと心の中だけで好きでいる。そんな田中さんが入江君と距離を縮めていく様子を、アルバイト先のスーパーや田中さんが通う大学などでの生活と一緒に、大きな事件が起こったりはしないけれど、コツコツと描いているのが本作です。
お話の合間にちょいちょい書き込まれている「モブ子の習性」が、いろいろな場面を的確に表現していて、非常に納得させられます。また、ちょっと多めのモノローグが、田中さんと入江君という主人公2人が初恋に翻弄されながらもいろいろと考えたり悩んだりしている心の中を読者に見せてくれて、自分の初恋を思い出す人も多いのではないでしょうか。
個人的には、アルバイト仲間がみんないい人なのがすごく癒されます。特に、入江君に「誰かの事を考えてニヤニヤしちゃったら それが恋だよ」と言ってくれる金子先輩がいい人過ぎて、イケメンポジションなのにいい人で終わっちゃうのかなぁ…とちょっと心配になったりもしますが、そんな風に優しくてにぎやかな周りの人たちと一緒に、田中さんと入江君の恋の行方を見守りたくなる作品です。
感情タグBEST3
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一巻は信子さん視点でしたが二巻では入江くん視点の回も
両思いじゃん〜ふたりともかわいいなあ
デートの時の信子さんの服かわいいー
じれったいけど、じわじわくる恋
登場人物も背景も小物も丁寧で綺麗で読みやすい。
内気な二人の距離の詰め方にじれったく感じるけど、
周囲の協力も有りながら少しずつ距離が縮まっていく感じがとても良い。
タイトルは知っていた気がするんだけど、一巻を読んで可愛くって購入してしまいました。
今巻は入江くんが自覚するところからスタート。
初めて一緒に出掛けたり、相手が参加するから参加しようとか、初デートのそわそわとか、時間より早く着いちゃったりとか、どれも気持ちが分かるしたまらない気持ちになります。
「また」「ふたりで」二人にとってはすごい勇気の必要な一言だし、前進だと思うし、応援する気持ちで胸がいっぱい。
初デート
デート回かなり良かった。スケジュール確認を何回も確認して喫茶店も定休日がないのにまさかの緊急休業。ちょっとしたトラブルもあり、どちらも初々しくニヤニヤしながら読んでました。
2人の視点から読めたのでより分かりやすくてとても良かった。
匿名
二巻目
主人公の田中信子は地味でおとなしく目立たない見た目と性格をしていたこともあり自分が脇役だと思って生きてきた。
大学生に入り始めたスーパーのバイトでも一年が経ってもそういう空気のなかにいたある日、バイトの後輩として入ってきた安部さんがきっかけで、一年間ずっと気になりながらもあまり接点を持てなかった同い年のバイト仲間である入江君とようやく連絡先を交換することができた。
一方入江君は信子のことをバイト先の同僚としてしか認識していなかったつもりだがバイト先の先輩である金子さんから言われた一言がきっかけで信子のことを意識してしまうようになり……。
バイト先の人も一緒とはいえついにデートに行く二人がほほえましかった。
続きが気になってしまう。