【感想・ネタバレ】海が見える家 それからのレビュー

あらすじ

ロングセラー続編、いきなり文庫で刊行!

入社一ヶ月で会社を辞めた直後、田舎暮らしを始めた父の死を知らされた。文哉が霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。
家族に遺されたのは、丘の上にある、海が見える家。文哉は、遺品を整理しながら、父の足跡をたどっていく。すると、意外な事実を突きつけられていくのだった。
豊かな自然が残る南房総の暮らしを通して、文哉は自らの人生を見つめる時間をすごしていた。そんなある日、元彼女からメールが届く。
果たして、都会を捨て、田舎に逃げてきただけなのか? あれから一年。自問の末、文哉が踏み出す新たな一歩とは?
幸せのあり方を問う感動のロングセラー続編、いきなり文庫で刊行。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の生活は憧れのスタイルだなと思いつつ、年金だとか健康保険とかは払えているのかなと夢のないことを思いながら読んでしまった。自分はつまらん大人になってしまったんだと思う。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

緒方文哉
大学を卒業し就職したが、一ヶ月で退職。父が急死し、残してくれた海が見える家に住み一年が経つ。

緒方芳雄
文哉の父。急死。不動産会社に勤めていたが、会社を辞めて青春時代に過ごした南房総の海の見える家に引っ越し、十軒の別荘の管理業務を請け負っていた。サーファーだった学生時代、この地で出会った女性、和海の姉、夕子と恋に落ちていた。

川上美晴
文哉の元彼女。会社を辞めた文哉に短いメールで別れた。

坂田和海
カズさん。南房総の住人で芳雄の友人。便利屋。ベテランサーファー。

宏美
文哉の三歳上の姉。婚約者に騙されあきらめかけていた雑貨屋を海が見える家の一部をリフォームしてはじめた。渚銀座と呼ばれる歓楽街のスナックで働きはじめた。が、田舎の生活が合わないと出ていった。

凪子
和海の姪っ子。亡くなった夕子のひとり娘。十八歳。引きこもり気味だが、流木のオブジェや貝細工をつくる非凡な才能を持っている。

夕子
凪子の母で和海の姉。離婚して南房総に戻って来て、しばらくして海で亡くなった。

寺島
別荘の住人。七十歳。経営していた会社を息子に任せ、悠々自適な生活を送っている。

中瀬祐二
南房総の住人。元町内会長。

幸吉
南房総の住人。偏屈で愛想はないが、野菜づくりだけは上手い。

カレン
芳雄と親しかったホステス。フィリピンパブ「歌恋」をオープン。

植草
別荘の住人の父が亡くなり、遺産として別荘を相続した。

近藤不動産
南房総のあたりの別荘を取り扱っている。

永井
いちばん広い別荘の住人。未亡人。

山野井彰男
中瀬の親戚の長男。三十過ぎのひとりっ子。

山野井信子
彰男の母。

秀次
潜水漁師。


別荘の住人。

梅本
別荘の住人。六十代の夫婦。

稲垣
別荘の住人。キャリアウーマン風の女性。

海坊主
リサイクルショップ海坊主の店長らしき人。

山口
別荘の住人。

栄子
中瀬の妻。婦人会のリーダー。

波乃
秀次の妻。元海女。

山村
学者のような風貌の七十過ぎの紳士。


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2024年05月29日

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