【感想・ネタバレ】異世界食堂 2のレビュー

無慈悲なる飯テロラノベ!(※ダイエット中の人にはオススメしません)
エルフやドワーフ、賢者に騎士にリザードマン……そんな王道ファンタジーに東京の洋食店「ねこや」の扉が現れるお話。
1話完結もので主人公はお客様、各話ごとに視点が変わるのでバラエティ豊かな食レポ(?)が楽しめます。
名だたる大剣士も大賢者も「ねこや」では食事と酒を楽しむただのオッサン……しかも扉は7日に1度しか現れない焦らし仕様で「ついに、7日ぶりの……ドヨウの日が……!」と心待ちにしている姿は何とも和みます。
料理への反応が皆純真で微笑ましく、味が想像しやすい定番メニューな事もあって読みながら食欲が湧いてしまうのが少々困り所。
サクッとジューシーなメンチカツを求め洋食屋へ旅立った読者は私だけではないハズ。
1話完結なので時間のない人にもオススメ! ……というのは大嘘で、読みやすさも相まって「もう1話だけ…」とつい読み続けてしまうので要注意です。
やめられない止まらない、かっ○えびせん的飯テロ作品。
個人的に1巻カレーライスの話がお気に入り、腹にも胸にもグッときました……!

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わははは….….

「ダイエット中の人は、読まないでください」
うんうん、まさに、その通り。出てくる料理は、特に、高級でも、突拍子もないものでも無いけれど、それを食べている人達(人ならざる者達)の、食べっぷりが、美味しそうで、お腹がすいてしまう。困った。

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2022年03月05日

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ネタバレ

豚汁の話見てたら豚汁つくろうと思いました

アレッタが異世界食堂で本格的に働きだした二巻。アレッタがどんどん異世界食堂をきっかけに色んな人と出会って運命が変わっていくのが凄い。その全てがただ魔法とかじゃなく、「美味しい料理」なのがいい。

「カレーライス」さんが使っていた扉から新しくきた客人の「カルパッチョ」。話が繋がってるのがいい。

二巻でかなりハーフリンクが好きになった

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2021年10月06日

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ネタバレ

第1巻で出会った魔族の少女アレッタが、洋食のねこ屋(異世界食堂)のホールスタッフとしてなじみの客にも受け入れられている様子に一安心です。
「あちらの世界」では不遇をかこっていたアレッタですが、期せずして「赤い竜」の庇護下にはいることになり、また「異世界食堂」の常連と出会ったことで住み込みの下働きとしての職を手に入れたりと、彼女の生活は安定していくように思えます。

引き続き、さまざまな部族・種族が異世界食堂を訪れますが、ねこ屋の座席で「本来出会うはずではなかった」組み合わせが出会ったり、各所にある「扉」をめぐる登場人物同士の時間を超えたやり取り、先代の店主のころのエピソードから、いまのねこ屋の常連がどのようにして店とつながりを持つようになったのか、様々な短編が収録されていて、飽きさせることがありません。

個人的に、エピソードとして好みだったのは「カツ丼」、料理として一番食べたくなったのは「カルビ丼」でしょうか。洋食屋なのにどちらもどんぶり料理なのがアレですが、出てくる料理はどれもおいしそうな描写で、読んでいるうちにお腹がすいてしまう一冊です。

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2022年08月07日

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ネタバレ

特別営業日の従業員アレッタが本格的に登場。ねこやはお店のメニューだけじゃなく、まかないもおいしそう。新しいお客様も増えて、少しずつ話が広がっていく。アレッタがサラのところで働くことになるとか運命的。

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2017年10月01日

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ネタバレ

2作目は魔族のアレッタが加わり、多少なりともお店が華やかになってくる。メニューも洋食だけでなく、和食や中華などいろいろ出てくるからこのお店のマスターの料理の腕は単純に凄いなと思う。読むとお腹が空いてくる。いい意味での「飯テロ」小説。後は欲を言うなら、主に出てくる異世界のお客さんの登場人物紹介とその異世界の地図があるともっと分かりやすく読めると思う。3巻も出たようなので資金に余裕があればシリーズをそろえてもいいかな。ともかく3巻もよんでいきたい。

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2016年10月03日

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