【感想・ネタバレ】怪物事変 21のレビュー

「泥田坊」と呼ばれ、奴隷のように暮らしていた夏羽。
夏羽の住む村で家畜が次々に変死する事件が起き、それを解決するためにやってきた隠神という男と出会ったことで、夏羽の人生は一変します。
古来よりこの世に潜み、人に見つからぬよう、人と関わり合って生きるもの、「怪物」。
その怪物と人間の間に立って活動するなんでも屋さんとして、"怪物屋さん"と呼ばれる「隠神探偵事務所」のメンバーとなった夏羽は、様々な人や怪物たちと出会い、成長していきます。
なんでも屋さんの活動から、徐々に激しい戦いに巻き込まれていくのですが、夏羽の強い意志やまっすぐな優しさが周囲を動かし、だんだん協力者や仲間が増えていくのが熱い!
屍鬼や化狸、アラクネ、化狐など、たくさんの怪物たちが登場しますが、それぞれが独自の生態系を維持するための工夫をしながら、現代社会の中で暮らしています。人間と協力関係を築いていたり、外界を完全に遮断していたり、多様な暮らし方が描かれているところも興味深いです。
また、やんちゃで短気っぽいのに実はクレバーな戦い方の識など、意外な一面を持つキャラクターが多く、次は誰がどんな姿を見せてくれるのだろう、とわくわくします。
妖怪が好きな方、少年マンガらしい熱い作品を探している方にぜひ読んでいただきたいです!

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