【感想・ネタバレ】小説 BOC 7のレビュー

あらすじ

「小説BOC7」巻頭特集では、夏休みスペシャルイベントをレポート!東京の朝井リョウ・夢眠ねむ(でんぱ組.inc)、京都の森見登美彦と、それぞれのトークショーを誌上報告! 連載陣では、誉田哲也の「歌舞伎町ゲノム」がスタート! 伊坂幸太郎をはじめ8作家による競作企画「螺旋」も、ラストスパート向け加速! そして、作家特集では、あさのあつこが登場。東京五輪を目指す、若者たちを描く連載小説もスタートします!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

螺旋シリーズも7作目となりどの作品も好きになってきたので面白く読めました。
そしてやっと追いついたので8はリアルタイムで読みたいなと思っています。
しかし前回の6では全員同じシーンを書くという企画があり
そこを探しながらというより意識しながら読んだので
今回もなぜかそういう読み方をしてしまいました。
このシーンとあのシーンが…みたいに勝手に結び付けてしまう感じで。

ほかの連載作品もどれも面白いのですが任侠浴場が特にお気に入りです。
あさのあつこの作品も始まりましたがあと3回でどこまで展開出来るのかなと思っております。

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2017年12月28日

Posted by ブクログ

今号はメイン企画の螺旋が面白い。どの作品もクライマックスに向けて、物語が動き始めている。海族と山族の対立がより具体的になってことで、これからの展開を予想しつつも、まだどんでん返しがありそうな気配もあるので、今後も目が離せない。読み切り企画は、いつもと趣向を変えて、旅飯のエッセイだった。パンチが弱いのが気になったが、後に続く連載「任侠浴場」に微妙にシンクロしている感じがあり、エッセイ特集が前座のようだった。連載で面白いのは、先程の「任侠浴場」と誉田哲也氏の新連載「歌舞伎町ゲノム」だ。「任侠浴場」は人間として忘れてはならない心をヤクザが提示する。「歌舞伎町ゲノム」は歌舞伎町の闇で暗躍する組織の物語。ブラックエンジェルスを彷彿とさせる。格好いい物語だ。

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2017年11月14日

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