あらすじ
相手は政敵(せいてき)の娘にして兄の妃(きさき)。危険な恋は時に悲劇をもたらす。藤壺(ふじつぼ)の宮(みや)に似た女性に成長した紫(むらさき)の上(うえ)と夫婦となった光源氏(ひかるげんじ)。しかし理想の女性探しは続き、以前から交際していた兄の妻・朧月夜(おぼろづきよ)の君(きみ)と逢瀬(おうせ)を重ねる。やがて不倫は露見。謀叛(むほん)を疑われた源氏は政界を追放され……。
...続きを読む感情タグBEST3
読み応えがすごい
2024年の大河が紫式部の生涯。苦手な源氏物語の良さをわからなければドラマも楽しめないと思い、一生懸命読んでいます。光源氏が苦手な私には一巻は結構つらかったのですが、最初に藤壺とのつらく深い愛があっての展開、すごいなぁと思います。三巻にして、気づいたら源氏物語というより、大和和紀先生の世界にどっぷりつかっていた。背景も美しく、画力にため息が出ます。でも、どの人への愛も真実であることなど、絶対に信じられない。私は光源氏に抗う!
光源氏の理想の女性探しは続き、以前から交際していた兄の妻の朧月夜の君と不倫。
やがて不倫がバレ光源氏は政界を追放されて
悲惨。
義理の母に似た女性に成長した紫の上。
紫の上は義理の母の身代わりにしか
感じなかった。
さらに浮気する光源氏が信じられない。
謀反を疑われて源氏が明石に流されてしまい、そこで明石の君と出会い女の子を授かる。田舎の姫君とは思えないほどの教養を持つ明石の君は、誇り高いが控えめで素晴らしい女性だと憧れてしまいます。
Posted by ブクログ
言わずと知れた名作中の名作。少女漫画という手法を用いた『源氏物語』の入門書であり解説書です。『源氏物語』のことを全然理解していなかった僕も、本書のおかげで少しは理解できるようになりました。ただし、今だに登場人物の区別が大変…。光源氏の殿上人っぷりが凄まじいです。
高校受験や大学受験の際、古文のお供になっていた人も多いでしょう。今年はちょうど連載開始から30周年です。