【感想・ネタバレ】あずかりやさんのレビュー

あらすじ

「一日百円で、どんなものでもあずかります」 東京の下町にある商店街「明日町こんぺいとう商店街」のはじっこで、物静かな店主がひっそりと営業するお店「あずかりや・さとう」。店を訪れる客たちは、さまざまな事情を抱えて「あるもの」をあずけようとするのだが……。大人気「猫弁」シリーズの著者が紡ぐ、ちょっと不思議で、せつなく心あたたまる物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもほっこりしました。自転車視点、ガラスケース視点、猫視点と様々な視点からあずかりやさんや店主の様子、客の様子を書いていて、色々な角度から物事を見れました。

続編もあるようなので、また読んでみたいと思います。

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2025年08月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

温かい話だった。
けどその温かさの中に人々の悩みや葛藤があり、それを受け入れる店主の様子がとてもよかった。
語り手が暖簾や猫なのも面白かった。
石鹸の女性は生きてたってことでいいのかな?

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2025年11月27日

ネタバレ 購入済み

う〜ん

面白かったでも無い、感動したというのも違う。読後の感想を聞かれると難しい。小さな町の片隅の、預かりやさんという変わったお店の、盲目の店主と、お客さんや、関わる人達の話を、のれんや、ガラスケースや、猫の視点で、語られていて、重く、暗い話の方が多い。けれど、続きが読みたい。変な感じ。

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2024年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公は面白味のない人間。淡々と仕事をこなしているだけ。店ならではのトラブルが、物語を面白くしていると思う。「本を点字に訳す」という発想には目新しいものを感じた。

主人公の相棒ポジの猫、(社長ことポーチドエッグ)を助けて事故にあった石鹸さん。身分を偽り、オルゴールを預けて亡くなった社長。母から唯一譲り受けた鍋を置いて施設に入ったおばちゃん。

全体的にハッピーエンドとは言えない気がする。なるようになってる感じ。主人公は目が見えず、両親とも疎遠になっている30代独身男性。客観的に見たら「同情すべき人間」なんだろうけど、彼は毎日真っ当に生きている。「幸せの形って人それぞれ違うよね」と訴えかけてくるような本。三人称で色々な角度からお店を覗けるのは飽きが来なくて良かった。のれんの出番が最初だけだったのはちょっと残念。

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2024年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネコの猫らしさがすごく猫らしくて感心してしまった。
あずかりやさん、私が預けたいものは今は何も思いつかないけど、世の中いろいろな事情で預けに来る人がいるものだと面白く読んだ。

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2023年12月24日

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