あらすじ
付き合って初めて、わかること。
冬。彼女である菊池さんとすれ違ってしまった俺は、言葉を重ねてもう一度心の距離を近づけようとする。
そのなかで、俺は自分の業とも呼ぶべきものに向き合うことになる。
それは、今まで気付かなかった菊池さんの一面をも明らかにして――。
弱キャラのままでは絶対に気付かなかったこと。気付けなかったこと。
そして、俺にとっても菊池さんにとっても特別な、日南葵という存在。
俺は初めての彼女と、この難問をクリアすることができるのだろうか。
人生のバイブル的青春小説、待望の第9巻!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
どんでん返し
9巻を読んでの感想として、「屋久ユウキって天才なんじゃない!?」というものがあります
11冊目9巻で前提条件をひっくり返しやがりました
今までの10冊あってこその展開で、キャラクターの描写を深くしているので、「天才か!?」と何度も思いながら読み進めていました
弱キャラ友崎くんLv9
待望の9巻!
菊池さんと友崎を中心に描かれる1冊。
それぞれが目標に対して大きく動いていきます
日南葵の深い部分にも近づいていきます
とにかくおもしろいです。ファンです。
レナちゃんの恋愛論好き
初めての恋愛での上手くいかない感情の行き違いを徹底的に考察し言語化していく展開はとても面白い。ただ菊池さんの小説家としての業があるのならまず目を向けるのは自身の感情の矛盾のはずでそれを最後まで引っ張るのは作者の都合を感じてしまった。