【感想・ネタバレ】レ・ミゼラブル(二)のレビュー

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Posted by ブクログ

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第二部「コゼット」
最初の時代描写のためだとは思うが、ワーテルローの戦いがすごく詳細に書かれており、うっとおしかった。
大きなつながりがあるわけではないのなら、少しは割愛してほしかった。
ただ、コゼットを奪還しそれを守るために知恵を振り絞るジャン・ヴァルジャンは格好良かった。また、そのをやってのけた後に平和に暮らす二人の描写はほほえましかった。

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2013年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第一部「ファンチーヌ」がハラハラドキドキの展開であるとすれば、この第二部「コゼット」は実に粛々と物語が進んでいく。ゆっくりと、沁みるように。

第二部はいささか話が難しく、読むのにすこし手間取った。フランス革命について、修道院についてと、本題とは別に(知識としてあったほうがよいので書いたのだと思うけど)学術的、哲学的な記述が多かったためだと思う。

全体的に緊張感のある内容で、薄暗い印象の第二部。しかし最後には雲間から光が差し込むように、幸福の兆しが見えてきたので、穏やかに読み終えることができた。

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2013年03月13日

Posted by ブクログ

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前巻で亡くなったファンチーヌの娘、コゼットと、刑務所から脱獄したジャンバルジャンの交流を軸に話が展開する。
途中、ナポレオンの敗戦と修道院に関する、本筋と離れた著者による解説がある部分が、やや読みにくいが、その他は古典といえるほど古い話であっても、引き込まれる面白さがある。特に最終盤の不法に侵入した修道院から、いかにしてジャンバルジャンが逃げ出すか、というのは、現代ミステリーにも一脈通じるスリルが味わえる。

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2022年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あっというまに読んでしまった・・
コゼットのターン。

もう、ぜんぶおもしろいんですけど、あーたまらん、って思ったポイントは、
宿屋で虐げられているコゼットが、しかられたくなくて平気でおかみさんに嘘つくところ(なんてミゼラブル・・!)と、修道院の描写でした。
レミゼはたまに本筋に対しては補完でしかないようなことをえんえん書いてるくだりがありますけどそれがなんともいえずすばらしい・・。
あと、ふたりが愛にめざめるところもすてきでした。

つぎはついにマリユスか・・ひきつづき3巻にとりかかります。

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2013年05月22日

Posted by ブクログ

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第二部「コゼット」

またも前半約100Pは本筋と関係ないw辛かったw
いや、でもこの時代の背景とかはよくわかるようになってますけどね。
さりげなくテナルディエが絡むのは面白いし。

エポニーヌの妹とか、
バルジャンとジャベールの追いかけっことか、修道院での暮らしとか、
ミュージカルではごっそりそぎ落とされた部分が満載の巻。
個人的には後半の墓地云々の部分が面白かった。
ユゴーの語る宗教観も読みごたえあり。

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2013年11月05日

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