【感想・ネタバレ】マグダラで眠れVのレビュー

「マグダラ」という地名、ご存知でしょうか。あるいは、「マグダラのマリア」という人物。
新約聖書において、イエス・キリストの復活を目の当たりにした女性の名です。

この作品において、「マグダラ」とは「錬金術師の夢の先」を指す言葉。
新約聖書のそれとは異なる意味で使われていますが、尊い概念であることは変わりありません。

主人公・クースラは髪の冒涜をも恐れぬ錬金術師。
教会の教えに背いた罪で、馴染みのウェランドと共に物語の舞台・グルベッティに送られてくる。
その町でクースラたちを監視する修道女・フェネシスと出会うが、彼女は何やら秘密を抱えていて……?

表紙を見ていただければ分かるように、フェネシスはめちゃくちゃ可愛いです。
物語の面白さもさることながら、女の子の可愛さも大事なこと。
読んでいただければ分かりますが、フェネシスは中身も魅力的。

皆さんも、「マグダラ」を目指す男女の物語、追いかけてみませんか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

作者自身の後書きにもあるが、クースラって、、、が感想。
あらすじとしては、入植した町から無事に逃げ出して、次の町に行って、そこで新しい発見をしつつもまた騒動に巻き込まれて、という話。やはり、なんと言ってもフェネシスの成長が目覚ましい。
いつもの錬金術師すげー的な話は、途中に1つと最後に1つあるが、最後の部分のネタはバレバレでもうちょっと頑張ってほしかったところ。

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2021年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価:☆4.5

眠らない本格ファンタジー、神に見放された町を舞台にした第5弾。

カザンの町を脱出し、港町ニーベルクで各地の騎士団と合流して起死回生を図るが、その町の鐘は壊れており、神に見放されていて・・・そんなところに敵の襲撃がというところ。

鐘作るのってそんなに難しいのね。知らなかった。
跡を見せてしまったがために追い詰められるというのは緊張感あって良かった。
まぁオチとしてはよくあるものだったんで意外性には欠けたけど、クースラとフェネシスのやり取りが見れただけで十分というものですよw

しかしあれだね、あとがきにも書かれてるけどもう完全にクースラ()って感じになってるねwいや別にそれはいいんだけど、作者が「当初思ってたのと違う・・・」みたいに書いてたから笑ったww

「奇跡じゃ、ありません。観察と経験からの……推論です」
「あ、あなたは、私のことを――」
「そうだよ」
「欲しいものには手を伸ばすんです。知りませんでしたか?」

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2015年06月05日

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