あらすじ
どんな盗賊にも破られない金蔵を作ったと自慢する蔵前の札差・大口屋のあるじ喜左衛門。その大口屋に弁天の五郎蔵一味が盗みに入るも、呆気なく捕縛されてしまう。自慢の金蔵に屈する盗賊を前に、高笑いする喜左衛門の噂を耳にした勘兵衛は、難攻不落の金蔵に挑もうとするが……。悪党の上前を撥ねる悪党、眠り猫の勘兵衛が下す裏仕置き。人気書き下ろしシリーズ第二弾。
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Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
どんな盗賊も破れない金蔵を作ったと豪語する札差大口屋の主・喜左衛門。その噂を聞きつけた海千山千の老盗賊“弁天の五郎蔵”が大口屋に押し入ったが、駆け付けた役人に取り囲まれ、呆気なく御用となった。盗賊を嘲笑い金蔵を自慢する喜左衛門の様子を耳にした“眠り猫の勘兵衛”は、難攻不落の金蔵に挑むべく密かに行動を開始する。人気書き下ろし時代小説、シリーズ第二弾。
令和5年1月15日~16日
Posted by ブクログ
根岸の里に、火の当たる小さな家、年老いた黒猫と住むのは浪人、勘兵衛。
口入れ屋のおせい。白髪頭の故買屋を営む吉五郎。
しもた屋の留守番をする丈吉が子分。
身近な事件や気になる出来事から、外道商いの悪者を懲らしめる、やはり泥棒だ。
かき集めるように仕事はしない。
何やら生き方がある泥棒集団だ。