あらすじ
映画「ビリギャル」にも登場!!
中・高、大学受験におすすめ!第9巻-立ちあがる民衆(室町時代後期) 。
正長の土一揆、応仁の乱など、室町幕府が衰弱していくまでのもようをまんがで徹底追跡。
第1章 ゆらぐ室町幕府
第2章 土一揆と民衆
第3章 応仁の乱
第4章 東山文化
【ご注意】 本書電子版には、底本の巻頭口絵ページ、巻末資料編は掲載されていません
※この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
この作品は一部カラ―です。
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Posted by ブクログ
日本の歴史を学び直してみようと思い立ち、手っ取り早く学習するにはマンガが良いだろうということで小学生の頃にお世話になったこの小学館シリーズを35年ぶりぐらいに再読してみました。ちなみにこのシリーズは、なんとなんと累計2090万部の超がつく程のロングセラーシリーズなのです。
改めて歴史を学ぶことで、見えてくる新発見があるんですよね。このシリーズを通して、どこに行っても恥ずかしくない歴史の教養が身につくし、歴史小説などを読む際には時代背景を理解しているのでより一層楽しめるという効果もあります。
本題です。
シリーズ9巻は室町時代の後期が舞台です。ドラマや小説なんかでも取り上げられることが少なくなじみの薄い時代です。が、結構激しい時代なんですよ。
守護大名が台頭しまくり、足利将軍家の権威が失墜しまくり、挙げ句に足利義教なんていう将軍様は宴会の席で暗殺されたりしてます。
幕府が力を失っていく過程で、民衆は飢饉や増税で苦しみます。コロナや物価高で苦しむ現代の日本に通じるものがあります。
圧政に苦しむ民は団結し、土一揆が起こり始めるのもこの頃です。
一方で、武士たちは覇権を握るため争いを続けます。
細川勝元VS山名宗全の応仁の乱です。長期化して都市部は荒廃し、誰のメリットにもならない無意味な戦いになったのですが人間というのはいつの時代もつくづく愚かな面があるもんだと痛感させられます。
いよいよ群雄割拠の戦国時代はもうすぐそこですっ!