あらすじ
映画「ビリギャル」にも登場!!
中・高、大学受験におすすめ!第5巻-貴族のさかえ(平安時代中期・後期)。
繁栄する貴族と、地方で台頭する武士の姿を、平将門、藤原道長、紫式部を中心に描きます。
第1章 平将門の乱
第2章 藤原氏の摂関政治
第3章 宮廷の女性たち
第4章 武士のおこりと院政
【ご注意】 本書電子版には、底本の巻頭口絵ページ、巻末資料編は掲載されていません
※この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
この作品は一部カラ―です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
初版が1982年と古いんだけど面白いです。
歴史の流れがわかりやすいのと、なにより当時の文化とかそういう資料的なところが豊富です。
寝殿造りとかのありがちなことだけでなく、年中行事なども簡単な説明とともに載ってて面白い。
Posted by ブクログ
歴史が苦手な私には既に難しい...。
(同じ苗字が沢山...)
巻末の「資料編」で、平安時代の貴族は年中行事に追われていたとある。
(年200以上の行事)
今でも続いている行事があって感慨深い。「行事なんて厄介だなぁ」なんて思う事の方が多いが、今でも引き継がれている事はとても尊く大切な事だと心を改めた。
Posted by ブクログ
ニッポンが世界に誇るマンガは最強のメディアと言っても過言ではない。マンガを熱心に読むことは専門書の研究にも匹敵する学びに通じ、時間対情報摂取量がとても高い。
しかもこのシリーズは、なんと累計1800万部の超がつく程のロングセラーシリーズだ。あのビリギャルも本書で日本史を学んだらしい(笑)
平安時代の中期〜後期を学ぶ。ドラマや映画でも取り上げられることが少なく、よくわからない時代。
イメージするのはきらびやかな貴族の生活だ。が、実際には
ほぼ時を同じくして東の平将門の乱、西の海賊・藤原純友の乱が起きており、武力をもって既存の体制をぶっ壊そうとする勢力が出てきた。二人とも割とあっけなく鎮圧されてしまったのだが…
将門にいたっては、自ら新しい天皇(新皇)を名乗っておりぶっとんでいる。歴史上、自分が新たな帝だと宣言したのは彼だけだろう(笑
ともあれ、長く続いた貴族による政治から武士による政治に転換するのはもうすぐそこだ。