【感想・ネタバレ】風と木の詩 (10)のレビュー

あらすじ

ラコンブラード学院総監室近くの客間――ジルベールは授業中にもかかわらず、艶やかな声を漏らしていた。総監ロスマリネの怒りを、あえて買いたいのだといわんばかりに。そんなジルベールの瞳は、ロスマリネの無二の親友だというA棟監督生・ジュール・ド・フェリィをとらえ、妖しく煌めいた――。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン第10巻!

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匿名

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この巻に再登場するセルジュの従妹・アンジェリンの言葉に打たれます。
「『私はだめだわ』…そう思って悲しかった。でも(オーギュストボウに) 励まされたり叱られたりして、考えたの、私『自分の方から不幸になったりしちゃいけない』って」
年頃の女の子が顔に傷跡が残り、この境地に至るまでどれほど苦しみ自分と闘ったろう。本物の淑女(レディ)に成長した彼女の、その強さを私も持ちたいです。

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2023年12月11日

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