グルメ in ダンジョン!
チキンが無いならバジリスクを食べればいいじゃない。うん。……え!?
数あるグルメ漫画の中でもかなり異色な本作。目的はダンジョン深部にいる仲間の救出……と真面目なハズなのですが、その道中が実にコミカルです。
「早く助けに行かないと!」
「でもお金なくて食料買えない!」
「じゃあ魔物を食べて節約しよう!」
「……( ゚д゚)!?」
そんな流れで冒険開始。エルフやドワーフと共に剣や魔法で戦い、ダンジョン内の魔物を比喩ではなく文字通り「料理」しつつ進んで行きます。「ただ焼くだけ」などではなく「しっかり調理して美味しく食べる!」という姿勢がブレないのがまた楽しいですね。「食べてみよう!」「食べるの!?」みたいなボケと突っ込みがまた良い味出してて実に美味しい、まさにイチ押しの一品です!
ダンジョンにグルメを求めるのは間違っているだろうか……ダンジョン飯、ああダンジョン飯。
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Posted by ブクログ
作者のコミカルな描写に救われることが多々ある。シスルの欲望を喰われる場面は、おそろしく官能的でとんでもなく絶望を感じた。シスルの過去を知っているから、真面目で頑張り屋さんで優しいマルシルが主になったのは必然だったのかもしれないと哀しくなった。最後のカブルーの必死さには胸を打たれた。登場人物達の想いを思うと感情がぐちゃぐちゃになって今夜は眠れない。
匿名
絵が好き
シスルの退場シーンが哀しくも美しい絵で本当に面白かったです。翼獅子のやカナリアの目的、マルシルの逃亡など様々な展開が重なってドキドキしました。
匿名
エルフたち強い
前半のドラゴンズの戦いも緊張感あって面白いが、後半のマルシルvsエルフ集団の戦闘もなかなかに緊張する。あとチルチャックの死亡シーンは面白すぎた。
Posted by ブクログ
前巻から怒濤の展開なんよね。所々の緊張感のなさに笑ってしまう。ごちゃごちゃしてきたけど、皆は大丈夫なのか。そしてやはりラスボスは翼獅子なのかなあ。
マルシルがまさかの。
なんかすごい話が迷宮。
全体にゴハン少な目(なのでグルメさんはがっかりするかも知れない)
誰も見たことのない話運びでしかし確実にクライマックス。
次回でダンジョンクリアなるか。
ついに動き出す
終盤に向けて回収、というかストーリーモードになっていくので
「飯」の面白さは減っていくが、作者のファンタジーへのこだわりは熱い。
しかし翼獅子と迷宮がエルフたちの言う通りの存在だとしたら、この展開だと
ライオスはただのバカになってしまうなぁ。ライオスだからこその良い結末が
用意されていると信じたい、いや期待したい。
Posted by ブクログ
前巻ラストの絶望感からの逆転は気持ちよかったです。
マルシルがそうなってしまったのか。ここからどうやってうまく収めるのか、続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
シスルとの決着も付いて一段落と思ったら、ついにカナリア隊と対面。
話し合い(になってないけど)も虚しく、マルシルが翼獅子を呼び出し戦闘となる。
その過程でマルシルが迷宮の主になり、翼獅子と迷宮の中へ消えてしまう。
ライオスが迷宮の主になるよりは良かったのか…?
こんな状況でも、しっかり魔物食を調理するのがダンジョン飯。
ババロアがちょっと美味しそう。
次回もどうなるのか楽しみ。
Posted by ブクログ
「できれば手荒なことはしたくない。話をしようシスル。――できれば何か食べながら」
そうそうそれそれ!
そして欲望の味……。
最近は栄養価グラフがガコガコで笑う。