あらすじ
「先生がいないと、私は――…」 「ピエロマスク集団」による、〔CCG〕各支局同時多発襲撃が発生。裏で“ピエロ”を操る旧多二福(ふるたにむら)は、次第に〔CCG〕そのものを恣(ほしいまま)に。佐々木琲世に教えを施されたかつてのQsたちも、カネキケン率いる「黒山羊(ゴート)」の動きに動揺を隠せないでいた。“ヒト”と“喰種”の関係が根本から変化しようとする最中、“隻眼の王”に求められるものは――…?
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人間・喰種との関係にも進展あり
喰種の王とトーカ、亜門とツンデレの関係も今回はより濃く描かれているので、目まぐるしく変化する環境で、今後どうなっていくのかも楽しみ。
Posted by ブクログ
色々あった前作勢の状況心情整理回+カネトー詰め。 好きなセリフが多かった巻、「自分の未来がパーになった事に気づいちまったら 誰かの為に生きりゃいいだろ」、「私たちの中で アンタがいなくなっていいなんて思ってるのは…」 「──アンタだけだから…」辺りが特に好き。 六月バーサーク開始かな?
Posted by ブクログ
騙されて酷い目にあったのに、罪を犯してもう戻れないという心境に至った滝澤が憐れで見ていて辛い。
亜門さんが羨ましかったというのも痛々しかった。
なんとかこのひとたちが幸せになれる方法はないものかと思うし
だからカネキも戦うのだろう。
グールに味方をしたいというのではなくて
身近で守りたいと思うひとがたまたまグールだっただけ。
だから、戦って「みている」だけ。
カネキらしい答えだと思う。
失ったはずの人がもし帰ってきたら、という問いに
怖い、またいなくなっちゃうんじゃないかって
というのもまた如何にもだった。
気遣い過ぎるわけでもなくフラットにアキラと話すトーカが凄いし
ハグするヒナミちゃんも、その体温に涙するアキラも
誰も悪いわけではなかったのに、辛くなる。
亜門さんとアキラの描写がおしゃれで言及し過ぎない表現でとても良かった。
CCGの改革は、実際なら違和感を覚える人の方が多いのではと思うのだがそうでもないのだろうか。
六月はただただ恐怖を感じてしまう。