あらすじ
櫻井いちこ(30)は越智宏彦(31)と結婚前提のお付き合いをしていたが元カレ(?)早乙女亮一(23)の突然の訪問を機にヨリを戻してしまう…。その一方で、早乙女との関係継続の困難さに脳内会議は大紛糾。脳内会議のメンバーの中にも不穏な空気が。果たしていちこが、出した結論とは? 新感覚ラブ・パニック、最終章――!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
面白いけどラストはわからない
脳内で勝手にわーわー会議して突っ走る女子、結構いる気がする。あと早乙女みたいなダメ男を好きになり、気を遣って逆に怒らせるのも、ありそう。
水城せとなさんは、こういうあり得なさそうな話をリアリティ持って描けるのがすごい。
ラストのいちごの「彼」が誰なのか、何回読んでもわからない。早乙女でないことは確かだけど、越智さんらしくもないし、知らない人なのかな。わかる人教えてください!
Posted by ブクログ
最終巻。好きな人とうまくいくために、地雷踏まないように気を付けてたら幸せ感じるよりも「何も起きなくてよかった」って思ってしまう事あったなぁ。そんなの幸せな付き合い方じゃないよね。言葉に気を付けて気を遣ってたのに早乙女に拒絶され、脳内ポジティブ石橋くんもいなくなっちゃって。ここからのネガティブ池田さんがさらに無理。石橋いらないって言ったり止めにこいって言ったり。脳内会議ってこんななのかなぁ。最後の別れ話からの早乙女との記憶映像一挙再生をみんなで泣きながら見るところ良かったなぁ。でも脳内会議を、ポジティブ思考、ネガティブ思考、感情、記憶、決定の5つにした作者さんすごいなぁ。よくこの振り分けにしたなぁと思う。最後越智さんと落ち着いちゃうのは納得いくようで納得いかなかったな。そーゆう間違いもあるよね、笑い話にしようねって理解しあったってことなのかな。もっと時間あけてからならこのまとまり方も理解できたかな。
Posted by ブクログ
漫画を久しぶりに読んだ。
全5巻で読みやすく深夜に一気読み。
脳内会議、自分もしてるな~。
その時の感情に流されたり、過去の記憶をひっぱってきて臆病になったり。
色々考えて行動してるつもりで上手くいかないこともしばしば。
一緒に居ても苦しさが強い早乙女をいちこが選んだ時は、はらはらしたけどそのあとの展開はリアルだ。
結局は、どんな自分が好きかというシンプルな問いの先にあるものが大事なのだと思う。
☆☆☆
あたしはさ。ダンナと結婚したのは一緒にいてラクだからだよ。あいつといると一人でいるよりは人生航路がちょっとはスイスイ進めそうな気がしたから。お互いそうだから相棒になったんだよ。
自分の足に合わないフィンでバチャバチャもがいて足つって溺れかけてるのは苦しいよ。いちこは今そんな感じで「これが"泳ぐ"ってことだ」って納得しようとしてるかもしれないけどさ。スイスイ楽に進めてこそ「泳ぐ」ってことなんだよ?
我々に、櫻井いちこに必要なのは早乙女じゃない。石橋だ。ネガティブな思考もポジティブな思考も、その瞬間の感情も、何度も何度も反復する記憶もみんな揃っていなくちゃだめなんだ。そして俺が決めなきゃならない。そうでなければ前に歩いていけない。
ずっと好きほんとだよ…---でも--早乙女といる自分は好きじゃない……!
Posted by ブクログ
最後まで早乙女とどうなるか分からなかったので、ハラハラした。
どれだけイチコとハトコが頑張ろうとダメなものはダメなんだ。
イチコさんがもう少し若ければ可能性も広がったろうけど、私は最初から早乙女はなかったので、終わり方には正直ホッとした。
でもまさか石橋が鍵を握ってるとは思わなかったかな。
ラストのあのお相手は越智さんであって欲しい、てかそうでしょう!