あらすじ
ハロー人類、息してる?ここはデデデデデストピア。
『侵略者』の巨大な『母艦』が空に浮かぶ東京で
高校3年生の少女たちは笑い、騒ぎ、時に泣く。
だって女の子だもん!
“お空にはUFO。ワレワレハ女子高生ダ!”
『ソラニン』『おやすみプンプン』の浅野いにお最新作
終末な日常を生きる2人の少女のデストピア青春譜
うわさの第2集
2024年に幾田りらさん、あのちゃんなど豪華キャストを迎えてアニメ映画化したことで人気が再燃した、浅野いにおさんのSFマンガ。巨大な円盤「母艦」が空中に浮かぶ異質な状況で繰り広げられる、女子高生たちの日常がおかしくも切なくて、ずっと彼女たちがクソ平和な世界で暮らせるようにと祈りながら読みました。いちばん好きなシーンは、主人公の門出が、思いを寄せている担任の先生に、凰蘭のことを「私にとっておんたんは、「絶対」なんです」と言うところ! 「絶対」だと言い切れる唯一無二の存在がいるって、なんて幸せなことだろうとじーんとしてしまいました。すぐにふざけてしまう2人ですが、親のことやこれからのことになると、茶化さずにお互いのことを思っているところが、私がこのマンガを愛する理由です。また、そんな平和な日常を過ごす中で、門出たちを巻き込んで物語はどんどん進んでいきます。なぜ、「母艦」はあの日突然東京の空に現れたのか、侵略者とは何者なのか。最後まで読み切った後、あまりの面白さに放心状態になること間違いなしです。
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Posted by ブクログ
すごく気になるところで終了。3.11があったからこそ、生まれた作品かなと改めて思ってしまう。というか、勘ぐってしまった。相変わらず、おんたんは可愛い。
ネタの小出し感が上手い
物語全体に漂う世紀末感。
主人公と思わせる女子高生たちのシュールな会話と生活。
避難ビジネスの演出や行為の押し売り、
死亡した自衛官への気持ち悪いまでの賛美。
目的が分からないまま静かに進行する侵略者?
いまだに先の展開が全く見えず、見えないように演出されている。
面白い。アニメも見たくなってきた。
凄い作画
コロナ禍を思い出すような日常だけどどこか不穏な日常で今後の展開が気になるような伏線?が沢山あるのなって感じで今後が気になる
Posted by ブクログ
ヤングは迷わずテクノブレイク一択!
2巻もダラダラした日常と思いきや、侵略者兄さんが本格的に出てきたり、一辺が100mの立方体した中型艦?を撃墜したものの……みたいな不穏さがじりじりと立ち昇ってきました。面白かった。
中川家母が出てきたけど、区議会議員?「人が困れば困るほど輝く業の深い母親」って、おんたんシビア〜。中川家、母息子娘があんな強烈だったらお父様もそりゃ泣いちゃうね。。
小比類巻くんが陰謀論にやられてるのが切ない。
仲良し5人組の歩道橋での会話、映画の予告でよく見るところだ。フラグのやつ。
雪の重みで墜落するかも、って母艦脆すぎる……