あらすじ
その日、人類は終了しました。
「世界中の人を敵に回しても、
私だけは味方になってあげますよ。」
暗躍する野望、暴走する国家。
そして、ついに訪れる人類終了の日。
世界と恋の狭間で、少女達は―――
第66回 小学館漫画賞 一般向け部門受賞。
漫画表現の極限に迫る、クライマックスへ!!
もう読まざるを得ない、最新第11集!!
2024年に幾田りらさん、あのちゃんなど豪華キャストを迎えてアニメ映画化したことで人気が再燃した、浅野いにおさんのSFマンガ。巨大な円盤「母艦」が空中に浮かぶ異質な状況で繰り広げられる、女子高生たちの日常がおかしくも切なくて、ずっと彼女たちがクソ平和な世界で暮らせるようにと祈りながら読みました。いちばん好きなシーンは、主人公の門出が、思いを寄せている担任の先生に、凰蘭のことを「私にとっておんたんは、「絶対」なんです」と言うところ! 「絶対」だと言い切れる唯一無二の存在がいるって、なんて幸せなことだろうとじーんとしてしまいました。すぐにふざけてしまう2人ですが、親のことやこれからのことになると、茶化さずにお互いのことを思っているところが、私がこのマンガを愛する理由です。また、そんな平和な日常を過ごす中で、門出たちを巻き込んで物語はどんどん進んでいきます。なぜ、「母艦」はあの日突然東京の空に現れたのか、侵略者とは何者なのか。最後まで読み切った後、あまりの面白さに放心状態になること間違いなしです。
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Posted by ブクログ
デベ子…、良かったやん。あの時イソべやんがいなくなってくれたおかげで、ノーベル平和賞取れたんやで…!ヽ(;▽;)ノ
侵略者って自爆できるんや…!
あーあ、地球終わった…。なんかあっけないねぇ。門出のお父さん生きてた?!!(◎_◎;)
人類が終わりました
結局のところ侵略者は何の為に地球に来ていたのだろうか?こんな形で人類を終わらせる為だったのだろうか?2人の女子高生の行方は? わからないことばかりで、これがSF物語なのだろうね
面白い!!
浅野いにお先生の作品は「おやすみプンプン」を初めて読んで、独特の世界観に惹かれこちらの作品も購入しました。
なんだか難しくてよ〜くわからない所もあるんだけど、SF要素もあり、人間の内情を掘り下げてあったりで、一回では理解出来ない部分もあるけど、2、3回と読んでいくうちになるほど!とわかっていく所が面白い!!
新しい巻が出たばかりだけど早く続きが読みたいです!
Posted by ブクログ
おやすみプンプンのときも思ったけど、そのまま終わらせても十分きれいに閉じられそうな世界を、終盤で全部ぶっ壊す破壊力が凄まじいですよね、浅野いにおは。
Posted by ブクログ
世界の終わりを描く第11巻。
世界を変えたおんたんの漠然とした不安への門出の返答がなされ、世界滅亡後の物語は最後の主人公へとバトンタッチされる。そして米大統領の語りとともに物語のある側面からの答え合わせがなされる。
完全にシナリオ通りかどうかはさておき、この滅びを望んでいたのが誰なのかも(前巻までの描写も含め)暗に示されるが、全世界滅亡への流れはちょっと強引か。それこそデウスエクスマキナ。まあ初めからこの世界の滅亡を表現したかったのでしょうが。