【感想・ネタバレ】デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 7のレビュー

あらすじ

駿米大ミス研夏合宿へ!待望の第7集!!

米国からの非難が激しさを増す中、それでもS.E.S社と歩みを共にする日本――

そんな日本に夏が来る。
「嫌な予感」が…胸騒ぎが止まらないおんたんは、駿米大学ミステリー研究会と共に夏合宿へと向かう。
彼の地で尾城先輩が探る十年前の真相とは。
おんたんと大葉君が海辺で見つけたのは。

世界を狂気へと誘う『母艦』『侵略者』の真実への扉が開こうとしている。

「8・31」から数年。絶望が麻痺した世界を生きる少女達のデストピア青春譜。待望の第7集!!

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2024年に幾田りらさん、あのちゃんなど豪華キャストを迎えてアニメ映画化したことで人気が再燃した、浅野いにおさんのSFマンガ。巨大な円盤「母艦」が空中に浮かぶ異質な状況で繰り広げられる、女子高生たちの日常がおかしくも切なくて、ずっと彼女たちがクソ平和な世界で暮らせるようにと祈りながら読みました。いちばん好きなシーンは、主人公の門出が、思いを寄せている担任の先生に、凰蘭のことを「私にとっておんたんは、「絶対」なんです」と言うところ! 「絶対」だと言い切れる唯一無二の存在がいるって、なんて幸せなことだろうとじーんとしてしまいました。すぐにふざけてしまう2人ですが、親のことやこれからのことになると、茶化さずにお互いのことを思っているところが、私がこのマンガを愛する理由です。また、そんな平和な日常を過ごす中で、門出たちを巻き込んで物語はどんどん進んでいきます。なぜ、「母艦」はあの日突然東京の空に現れたのか、侵略者とは何者なのか。最後まで読み切った後、あまりの面白さに放心状態になること間違いなしです。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

いきなりの急展開!!凰蘭がタイムトラベラー?大葉くんが凰蘭の記憶を読み取ってるシーン、もっとちゃんと見たほうが良かった!だから、その時、大葉くんがびっくりしてたのかい…。

1
2024年05月15日

Posted by ブクログ

サークルの夏合宿へ向かう一行。おんたんと大葉の関係の進展と物語の謎の開示が進む第七巻。
暴走する学生運動への批判的描写以外に、暗喩・皮肉描写は薄目。政府の陰謀的表現はまあこんなものでしょう。個人的にはこれくらいのレベルで抑えてもらったほうが話に入っていける。
さて、冒頭のアメリカ人クリエーターのネタは皮肉(批判)か、はたまた自嘲か。

0
2022年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっと難しくなってきた。
世界観は好きだけど、飛躍しすぎていてたまにしんどい時がある。

人間模様は進捗があって「おっ!」となった。

0
2018年09月20日

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