あらすじ
1勝2敗で後がないダチ高は佑真が格上のバトに挑む。激しい突き合いで、白熱の攻防を繰り広げる両者。最後に意地を見せたのは…。ダチ高の全国制覇と火ノ丸のプロ入りをかけた天王寺との再戦は叶うのか!?
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Posted by ブクログ
IH団体戦準決勝。副将戦、そして大将戦。
潮と天王寺。どちらも、このIHで敗北を経験してたどり着いた大一番。
勝負の決まる最終局面での天王寺の笑顔。死に体のその瞬間、笑うという表情になったのは自分自身の強さと仲間への信頼。個人戦で潮が見せた表情とは真逆。
あの頃の後ろは、自分一人でなんでも、どんなことでもしなければならないと気負いすぎていたのだなぁ。それは少なからず天王寺も同じだったのかな、高校横綱として、連覇中のチームの主将として。
それを吹っ切って、新たな精神で臨んだこの一戦。
勝敗を分けたのは、負けて気づいたものの大きさだったのか。
少しだけ早く、そこに気づいた潮が今日は強かったのでしょう
決勝進出を果たして、目的の大半を達成したとゆるむダチ高の面々。
そこに潜む危うさを消すために気合を入れるレイナ。いい仕事してますね。
笑いという感情がキーとなっている15巻。