あらすじ
おふみおばあさんが亡くなって、身の振り方を決めなくてはならなくなったシュウちゃん。倫太郎たちは、シュウちゃんが一緒に学んで生きていけるための「学校」を探すことにした。灰谷健次郎のライフワークシリーズ。
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Posted by ブクログ
子どものためにという親の気持ちが切実であればあるほど、虐待になってしまうことがある。自分は人のためにこれだけやってると思ってしまうことも相手を見てるようで見てない。「今世間にある唯一の価値感に汚染されていない唯一の人達が障害者の人」という見方は一理あるなと思った。知らないから怖い、実践して相手の立場に立って考えて行動することの強さを筆者は教えてくれた。読み返し必須。
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灰谷さんが亡くなったことを知り、本当に悲しく思った。このシリーズも全て自分の手元にある。もっともっと倫太郎たちが成長して、大人になってからも成長し続けて、この本が続いていって欲しかった。続きが読めないのが、とても残念。
Posted by ブクログ
人はひとりでは生きていけへん。
じゃあどうやって他人と向き合うか、付き合うか。
人それぞれと言ってしまえばそれまでだけど、こんな深く向き合うっていうのもあんだなー。と思った。
Posted by ブクログ
P247?「あたしが独りでいるのは欲が深いからかもしれんナ。あれもしたい、これもしたいと心急くし、一人好きになるよりは百人好きになりたいというくちやし、成長のともなわない恋愛は嫌だし…、自分の心を持てあましているね、あたしは」?
『天の瞳』にたくさんのことを学んだ。初めて読んだ小学生のときも最後の一冊を読んだ大学生の今も。続きが読みたかったって心の底から思います。