【感想・ネタバレ】博多豚骨ラーメンズのレビュー

あらすじ

「あなたには、どうしても殺したい人がいます。どうやって殺しますか?」 福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。 福岡市長のお抱え殺し屋、崖っぷちの新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、闇組織に囚われた殺し屋。そんなアクの強い彼らが巻き込まれ、縺れ合い紡がれていく市長選。その背後に潜む政治的な対立と黒い陰謀が蠢く事件の真相とは──。 そして悪行が過ぎた時、『殺し屋殺し』は現れる──。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

テンポがすごくいい!!さまざまな事件が最終的にひとつにまとまり、解決されたのが爽快でした!個性的なキャラクターたちはお互いに協力し合い、敵対したい、とにかくページをめくる手が止まらなかった!

0
2015年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感想
テンポが良いのと、殺し事件なのになんだかシリアスでないテンポが独特。キャラも立って読みやすい。シリーズを読んでみようと思う。

あらすじ
福岡は殺し屋の激戦地区!?新入社員で博多に配属された斉藤は、マーダー・インクという殺し屋の会社に入社した。福岡市長選挙に伴い、市長を狙うものは市長直属の殺し屋部隊が処理する。市長の息子は、人に暴行を働くのが趣味で、殺し屋部隊も何度も尻拭いしていた。

市長の不正を暴くために動いていた探偵の馬場も市長の殺し屋部隊に狙われることに。女装が趣味の台湾人殺し屋、復讐屋、情報屋、拷問師、殺し屋の殺し屋など登場人物がユニーク。殺しなのにどこかのんびりしている。実は彼らは草野球チームだった。

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2023年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人口の3%が殺し屋の博多での、殺し屋たちの群像劇。
東京から来た新人殺し屋が、博多市長が絡む殺し屋たちの騒動に巻き込まれ、生き残るも最後に昔のデットボールの復習をされる話。
途中で展開が想像できてしまうあたりが、惜しい。

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2015年10月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

電撃小説大賞!~福岡の人口の3%は殺し屋で,市長でさえも殺し屋を抱えている。汚職を暴きそうなマル暴の刑事ロシア人とのハーフの大男を使って首つり自殺に見せかけて殺し,隻眼の宗方や玲子にはスキャンダルに繋がりそうなバカ息子の変態趣味の後始末をさせている。マーダーインクの新入社員・斉藤は何も分からず入社してしまったが,躊躇している内に標的に逃げられ,福岡に飛ばされた。最初の標的は何もせずに別のグループが始末したが,報酬は貰った。中国出身の林憲明は女装趣味で首尾良く標的を始末するが,報酬を巡って,華九会とトラブルになった。挙げ句が,変態男が行った林の妹殺しの犯人に仕立てられたのだ。助けてくれそうな馬場という探偵は頼りにならないが,重松という正義派の刑事や情報屋,復讐屋が仲間にいるらしい。市長の犯罪を暴こうとする殺し屋殺し屋・にわか侍の正体は?~ゴロゴロと死体が転がるが,陰惨なイメージが涌かない。そもそも,そのように書いているからだろうが,人が死ぬのが非日常で,見たことないしね。ここまでくれば,フィクションの最たるファンタジーになっていくし…。ラーメンズは草野球のチーム名で,助かった斉藤と林はショート・ピッチャーとしてメンバー入り!

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2015年04月27日

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