あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
探偵するのが3度のごはんより好きなミルキー杉山は、今日もよれよれのコートを着て、難事件にむかう。今回は、隣町の会社の社長から落書きの犯人をつかまえてくれと頼まれた。「かめのコーラ」と「怪盗ムッシュ」の二件を収録。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
名探偵(めいたんてい)シリーズは、論理(ろんり)は結構単純(けっこうたんじゅん)。
これでだましたつもり?
それでも、ひまなときは、ついつい読(よ)んでしまう。
かめのコーラが、水増(みずま)ししていたって本当(ほんとう)?
ポチってどんな動物(どうぶつ)?
たった2つの論理で、話(はなし)が展開(てんかい)する。
ついついひきこまれるのは、きっと絵(え)が、話にあっているのかもしれません。
Posted by ブクログ
ミステリーで、あらすじを書くのは、読む楽しみを奪うようなもの。だから、ちょっとだけ内容がわかる程度にご紹介。この本には、二つの事件がはいっていて、それぞれが事件編、解答編にわかれている。事件編では、小さな子どもでもわかるように、おはなしの骨格だけで、
成立しているカンジ。登場人物のキャラクターも、「ひかりものすきよ」さんとか「石頭けいぶ」とか、名前だけで、ばっちり理解できるようになっている。しかし、なにより作者の配慮が心憎いのは、解答編だろう。こどもは、ストーリーの中で「なぜ」を説明されても、なかなか理解しない。どこからどこまでお話なのか、答えなのかわからにままに流して聞いてしまう。事件編と解答編とハッキリとわかれていることで、子どもには理解しやすいし、何よりこの本が想定している読者層のなぞなぞ好きのこころを刺激し、読書する気のない子どもでも、ついうかうか読書させてしまう本だと思う。単行本であるのに、文字が少なく、各ページに必ず、大きく絵が描かれているところは、まるで絵本なのだ。
Posted by ブクログ
かめのコーラ事件
かめのコーラって、水でうすめただけっけ本当だったんだ。でもどろぼうも、それが、本当だってこと知らないで書いていたんだ。