【感想・ネタバレ】イノサン 3のレビュー

「漫画は芸術になり得るか?」
その答えがここにあります。

作者は『孤高の人』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した坂本眞一先生。
18世紀のフランスに実在した処刑人、シャルル=アンリ・サンソンの半生が克明に描かれています。

この作品の前では、どれだけ言葉を尽くしても陳腐になるばかりです。
まずは一巻、ご自身の目で確かめてみてください。

必ずや貴方も“純真”の虜になるはずです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ダンスシーンは泣きました。男性が描く耽美ってときめくね。死刑執行人の話なんとなく知ってるなぁと思ったら自分の中の初出がスティールボールランでした(笑)

0
2014年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

残酷な死刑、そしてその執行人であるシャルル。
様々な思いが渦巻き、暗い思考で人間の運命が左右され
陰鬱な気持ちになる反面
それらに目を背けるのではなく
工夫して一刻もはやくダミアンを殺すことで
彼を苦悩から救おうとする彼の成長。

ダミアンへ硫黄を注ぐ姿はとても印象的だった。
ダミアンが血の色を見る為に刺したという理由も
考えさせられるものがある。

0
2021年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

国王ルイ15世に刃を向けた農夫ダミアンに、「八ツ裂きの刑」が宣告され、147年ぶりの大処刑にサンソン家はにわかに騒然となる。叔父であるニコラ登場により、物語が新たな方向へ向かいはじめた気がする。しかし、アンドレがイケメンすぎる。ニコラもイケメンだが、アンドレはそれを超えるイケメンっぷりで彼の虜になりそうだ。坂本眞一の絵が美しすぎてやばい。

0
2015年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻は、あまり物語が進まないのだけれど、シャルル・アンリ・サンソンが、着実にパリの死刑執行人の道へと進んでいく欠かせないエピソードなのだろう。

服装や背景が繊細で美しい。
絵が本当に綺麗。

>さあ、処刑台から降りなさい。
君の精神が壊れてしまう前に

>人を殺めようとすれば
同じだけの痛みが我が身を襲うんだ

0
2013年12月31日

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