あらすじ
激闘の末、後藤を倒した新一&ミギー。しかし、それと引き換えに新一はミギーを失ってしまう。共に助け合って来た友を失い、途方に暮れる新一。そんな中、山中で起こる惨殺事件。後藤はまだ生きている!?ミギーのいない今、対抗しうる手立ては無い。しかし新一は独り、決意を固める。今、最後の戦いが始まる――!ここに人類の是非を問う!!不朽のSF、堂々の完結。「誰が決める?人間と…それ以外の生命の目方を誰が決めてくれるんだ?」
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表紙に右手がない…
表紙に右手がないのがズルいですね。いいミスリードだと思います。
強敵後藤との戦いで一区切りつけ、ラストに殺人犯の話を持ってくるのにもセンスがあります。
読後感も素晴らしい、不朽の名作として語り継がれるだけあります。
Posted by ブクログ
ミギーとシンイチの掛け合いのかわいさがとても好きだった
田宮良子の最後は衝撃だった
いままでの積み重ねをふまえてとてもよかった
あんまりいじめるな すごいセリフだ
ミギー
ミギーとのゆうじょう、別れ最後まで諦めない主人公の姿に胸を打たれます。お別れしたミギーが最後の最後に少しだけ助けてくれる。感動の最終回でした。ありがとうミギー。
Posted by ブクログ
「きみ…泉新一くんだよね…?」
「~生き物はおもちゃじゃねえんだ」
母さんが天ぷら油の鍋から主人公を庇うエピソードがすごく良かった。人間という種の愛しさのひとつだと思う。人間に限ったことだけじゃないのかも知れないけれど。あとはメモとして子殺しは動物にも昆虫にも存在するから種の為っていうのは存在しない、そして関わりのない他者を助ける例もある。っていうのが印象に残っている。突き詰めると単体になるのかなーって思う。一は全、全は一?
『なんのこたァねェおれのしてたこととたいして変わんねえでやんの』
「~あんな得体の知れない恐ろしげな人間もいれば……人食いの怪物であるあずの田村玲子が……おれを……救って」
「なにやってる このまぬけ はやく行け」のシーンでミギイイイイ!!ってなるよやっぱり。ミギー可愛くてかっこいい。美津代さんの「あきらめず臨機応変に」も好き。