あらすじ
勇吹(イブキ)は人王に向かない……。三人いるという人王候補は勇吹のほかに……誰? やがて人王を喰らったカルノは、レヴィの目の前に現れ……!? 王はただ一人なり、次なる人王に挑む者すべてを打ち倒せ!! カルノと勇吹の互いを想う強い気持ちが福音となれ!! 今、人王をめぐる最終決戦はすでに始まっている……。ターニングポイントとなる最終章第3弾!!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
むむ、この1冊がまるまる心理戦のような息詰まる内容でした。勇吹とおじいちゃんが話しているところも緊張感が溢れてる。それでいて、勇吹とカルノはなんら接触していない。二人がそんな構図になるのはやはり淋しいなぁ。
Posted by ブクログ
「お父さん」復活!?・・・子供ですが。
彼がいると、少し場が安定するというか・・・、うん、やっぱり「お父さん」的な影響力があるというのか。
カルノと勇吹の今後の動向も気になります。
・・・ワイン飲めなくなって残念でしたね、レヴィさん。
Posted by ブクログ
人王の候補は3人いる
突然突きつけられた事実
下界の惨状
心の葛藤
後ろに刻まれた印とは裏腹に
勇吹にはまだ、進むべき道が見えないでいる
そして私たちもまだ、最終話までの道筋が見えない
そこにあるのは、光か、それとも——
*
カルノぉ…
ほんと、キミらしい…とても…
息をするように、するりと、簡単に
決めてしまっているのはひとえに
彼の魂の根幹にある揺らぎのない想いのため…
あぁそれほどまでに…と悲しいような、嬉しいような
でもカッコイイよ
どんなことになってもカルノは、最後には絶対負けない
そこに絡んでいく勇吹がどうなるのか!
本当、最初の頃のぽやぽや〜とした勇吹が
彼の言を借りればどんどん汚れていくような
昔あったような、彼の周りの綺麗な空気は、
まだちゃんとあるんだろうか…
いや、勇吹は勇吹で、その根幹はやはり変わってないんだろう
ただちょっと、弱くなっているだけで
レヴィがちょっとこれ
ちょっと
うん
やっぱりちょっと…嬉しい