あらすじ
“黙示録”という名の下に、世界中の魔法使いたちが次々と殺される中、カルノとイブキに、人王アークの不穏な気配が迫る!!ただならぬ予感に満ちた猛烈な吹雪!!さまようふたりが向かう先に待ち受けるのは!!?容赦ないエピソードの連続に震撼せよ!!ストーリーテリングの鬼才が放つ渾身の最終章、第2弾!!
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Posted by ブクログ
この巻の内容自体は特に評価しないけどシリーズ全体でこの評価です。
作画の乱れがヒドイ。あと、あらすじを追ってるだけの漫画みたいになってきた。最後の大詰めだからかな。
人がバッサバッサ死んでいく。レヴィ戻ってきてくれないかな…一巻から十年余り親しんできたキャラが死んでいくハードな展開、というのがなるしまゆりの描きたかったことなんだろうけど、なんかあんまりショックじゃなくて、CLAMPの聖伝から始まるオタク作家の悪い傾向を直せないままきてしまったなあという感じ。うまく物語に入れない。少なくともこの巻だけを見ると、安易な展開だなと思った。なるしまゆりの情熱をもう感じない。惰性で描いてるように見える(描いてくれるだけありがたいけど)。
指輪作りのエピソードも、唐突な感じがした。これまでの巻に伏線入ってたかな?
幼レヴィのエピソード自体、こういう結果ならまるごと削ってもよかったんじゃないの。あのエピソード入れなくても、アンヌの異常性もナギの考えもだいたいこうなることは予想できたし。ただ、アンヌの昔の伏線(嬰児保存)を回収したかっただけかな。それともこれから意外に展開してくれるのか。
ラフィトゥさんは結局あまり活躍しないモブのまま亡くなってしまったな。登場は派手だったのに。ハイマンと勇太はお勤めご苦労さまでした。
とりあえずこれでラストが「関係者みんな死んじゃったけど二人は幸せです…♡」みたいな感じだったらやだなー。かと言ってもし死んだ人全員生き返したらそれはそれでもう二度となるしまゆりは読まないだろうなって思う。もともと少年と原獣以外もう読まないつもりではあるけども。
Posted by ブクログ
こんなときどんな顔すればいいのかわからないの……ワカラナイノ……一瞬「あ、ラフィトウさんの紅(ルージュ)ってこの色だったのね! わぁ納得!」と逃避したくなった自分がいます。シェーラさんも死霊術関連の生まれだしね! うんそんなわけがない。
この展開、この設定で、最後にはみんな生き返ってめでたしめでたし、になるはずがないと自然と思わされる辺り、なるしま先生ほんとうに凄い。死者を復活させる手段が用意されてあるにも関わらず、死の価値も凄惨さも微塵も軽くなっていない。最近グロ減ってきたなぁと油断してたらコレだよ! 個人的にハイマンさんが一番胸に迫りました。新たにした決意が断たれたのと、ナギが彼を馬鹿と呼ばなかったことに。
最終的にまさかのカルノVS勇吹再びなんだろうか。構成としては美しいよねと納得せざるを得ない(涙) レヴィさんの狙いだと勝つのは勇吹か。アンヌはどう関わるのか、そもそもまだ生きてるのか(もしかして、このレヴィには異能も霊能もなく、候補者だからではなく元々魔法使いではないから見逃された?)。亡くなった人たちに出番はあるのか。うん、続きが楽しみです……タノシミデス(放心)
Posted by ブクログ
幸せってなんだろう。
この先になにがあるんだろう。
勇吹とカルノが最後どうなってしまうのか怖くて、でも、彼らにとっての幸いがあればいいと思う。