あらすじ
「カルノとオレにしか、できない事があると思います」勇吹(イブキ)は頑ななまでにカルノに寄り添い、そして……!?シャローム・ハヴェリーム、シャローム、シャローム。「さようなら、友よ、また会おう」ナギが歌ういにしえの歌が虚空に響く!!傷ついた少年二人……悪魔喰いのカルノと神霊眼の勇吹の逃避行、宿命と修羅のセンチメンタルジャーニーが遂に最終章突入の第十五巻!!
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Posted by ブクログ
正直諦めかけてたので続きが出ただけでうれしい。14巻でさっくり流されたレヴィの死に際の気持ちなど。
なるしまゆりは、レヴィの扱いに結局10年を費やしたということだろうか。彼女はまだこの物語を描きたいという情熱があるんだなと思った。絵が相変わらずへぼい。
Posted by ブクログ
衝撃に衝撃が重なる連続刊行、とうとう最終章突入ということで…。自分はまず主役二人が中心のこの物語をセンチメンタルジャーニーと表せるものであったことに驚きました。そ、そうだったのか。その旅の終点でおそらく「人の命を取り戻したいと願う想いを遂げる選択の是非」に対する一つのなるしま解釈が提示されるんだなあと思うと恐いようなとんでもなく楽しみなようなでそわそわしちゃいますが、たぶんまたここから長いんじゃないかと思うので焦らされながら最後までカルノと勇吹を見守っていきたい所存です。カルノはレヴィやナギさんに当たり散らしたりしてなんだかんだため込んでいるものを一部でも発散できているように見受けられるのですが、勇吹がとんでもなく冷静に思考の迷路にはまり込んでいるので、なんともはや危なっかしいというか彼自身に今後どんな試練が降りかかるのか非常におっかない気もします。欲を言えばカルノにもっとまつげがほしい、というか昔の絵のほうが凄味があって好きです。続き読めますように!