【感想・ネタバレ】BLUE GIANT 2のレビュー

「ひたむき」という言葉が、これほどまでに似合う漫画は珍しい。
主人公・宮本大は、世界一のサックスプレイヤーになるという夢を持っている。
たいていの人間なら、才能がないとか、周囲が理解を示さないとか、さまざまな理由をつけて諦めてしまうことを、大は決して諦めない。雨の日も風の日も、ただひたすらサックスを吹き続ける。
もちろん、大もはじめから上手かったわけではないし、運良くよい指導者につけたことが成功の後押しをしたことは確かだが、大のその愚鈍なまでのひたむきさというのは、何ものにも代えがたい“才能”である。
音楽漫画というと、スタイリッシュな印象があるかもしれないが、この漫画はそれとは真逆。泥臭く、暑苦しいほどに熱い。だからこそ、リアルな手触りを持って我々の心に迫ってくるのかもしれない。

この作品を読んで、生のジャズが聴きたくなった人は多いんじゃないかなあ……。
一介のジャズ好きとしては、これを機にジャズが盛り上がってくれるといいなと思います。

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Posted by ブクログ

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大も好きな女の子とかいたんだ!とか、やっぱ大いいヤツだな〜なんて思いながら読んでいたけど、お兄ちゃんがテナーサックスを買ってくれるくだりにすべて心を持っていかれた…!

というわけでもう一回読み返し…
あっ、玉田出て来た!

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2023年03月15日

Posted by ブクログ

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感想
音圧、圧倒という言葉が彼には合うのか。感情を乗せて弾いて世界一のジャズプレイヤーになる、揺るぎない想いは眩しい。

あらすじ
大はジャズバーの店長の計らいで、サックスの師匠の由井と出会い、サックスを学ぶ。高校生活では、バイトを首になったり、友達が夏期講習の間に練習したり、好きな子とデートしたりしながら過ごす。

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2024年02月24日

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少し過去とかも

夏休み、長身の三輪さん(水泳部)の浴衣姿が良かったですね。彼女も巻末のインタビューに出てきて欲しかったような。
主人公の大君、本格的なレッスンを受けだして、やはり何かは持っているのでしょうね。人との繋がりで次のステップへ、といったところはアメリカ編にも出て来ていましたし。
回想で出てくる、家族の話が良いですね。
ガソリンスタンドでのアルバイト、渡米時にも役に立っていましたね。

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2023年04月10日

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いいね

この巻での一番の見どころは大がサックスをどのようにして 手に入れたかのエピソードであると思います。 大が誰よりも青く心を燃やし世界一の ジャズプレイヤーへ向かって突き進む姿は心を打ちます。

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2023年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて人の前で演奏し初めて失敗した場所で
アルトサックス元演奏者、師匠・由井に出会う。
大にとって、独学で吹いていたアルトサックス。楽譜さえも知らないジャズさえもまだ何もかも知らない世界の扉を開けてくれた。

主人公を見てみると、とても純粋でジャズにのめり込む姿は狂気を感じてならない。
そこが、ジャズが好きなんだ、とても魅了的である。

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2015年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「宮元大」と、
ちょっと気になってるの「三輪舞」との祭りの夜から始まる2巻。
そして、
「由井」先生との出会いですよ!

「由井」先生からサックスを教わる「宮元大」
高校が終わって、バイトして、サックスの授業を受けて、川原で個人練習?!
僕もこれくらいの情熱が欲しいなぁ。。。

タイゾー君。。。
宮元大」そんなスケジュールなのに、
ちゃんと友達も居て遊んでも居るんですよね。。。
1巻のとき感想に書かなかったかもですが「光明」がうらやましかったなぁ。。。

2巻の先生がサックスを吹くところから音の表現を出してきましたね。

JAZZフェスティバルを観に行く「宮元大」と「三輪舞」ですが、
観に?
聴きに?
行くだけで終わるわけがない!
・・・。
あの少女が良い味だしてますなぁー。

お兄ちゃんがいいね。
そういうお兄ちゃん欲しいね!
ちょっと、
僕には重いかもしれないけどね。

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2015年09月23日

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