【感想・ネタバレ】宮本武蔵(八)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

生涯に唯ひとりの最高の敵と出会った――。出世欲に揺れ、女に惑いながらも己の剣の道を必死に磨き続けてきた武蔵の半生。憎まれ、救われ、教わり、愛した数多の記憶を胸に、お通と思いを確かめ合ったのは、因縁の相手・佐々木小次郎との決戦間際だった。向かう先に待ち受けるは勝利か、死の府か――。人々の祈りを乗せていざ、船島へ! 思索と感動に満ちた圧巻の結末がここに。最高にシビれる歴史ロマン落涙必至の最終巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

バガボンドが好きなので読み始めたけど、原作も良かった。
最初はほぼ同じような展開で絵が浮かびながらすらすら読めて、すごい面白かったけど中盤くらいから漫画とは違う展開になっていっていった。
小次郎はなんか終始嫌なやつのままだったけど
又八も更生されて朱美とひっついていくとは思わなかった。
あんなに憎らしかった杉婆が最後は良い人になって生きて、お通と武蔵と和解したのはなんかよかった。
史実はどうだったのかとかは詳しくは知らないが、小次郎との決闘の後はどうなったんだろうか。細川家に仕官したのか。続きも書いて欲しいと思った。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全8巻完結!

最後のクライマックスも静かに進み、静かに終わる。第1巻の辺りでは、少しガサつい感じを受けたものの、以降は誹謗中傷に言い訳や申し開きもせず、静かに剣の道と人を磨くことに精進する。巌流島の戦いも資料があまり無く、ある説に基づくフィクションだという。初版は昭和11年、その頃の時代背景を映す部分もあるのかもしれない。


権之助と伊織を襲ったのは真田幸村の配下だった。その真田幸村に、細川家の老臣、長岡佐渡が会い、武蔵の話になる。一方、九死に一生を得た伊織は堺の商人に助けられ大坂へ。そこで、細川家の長岡佐渡、佐々木小次郎に出会う。

武蔵は岡崎に、そして又八も岡崎の禅寺で修行。二人は求めていた愚堂に会えた。又八は、愚堂に仕えるが、武蔵は声を掛けてもらえない。最後に気付いたのは、いつまでも悩むばかりでなく、自分で前に進めるはず、と愚堂は示したかったのか。

又八は、赤子を背負う朱美に会い、出家から俗世に戻り、父となることを決断する。
お通を虐めるお杉ばば、伊織によって寒い雨の日に洞穴に閉じ込められるが、それを救いに来たのはお通だった。お通の首を絞め、お通を決死の状況に追い詰めたが、そこでお杉ばばは、ようやくお通の心を理解し、許すのだった。

佐々木小次郎を抱えた細川家。武蔵を推す者も多い中で、自然と佐々木小次郎と武蔵が、舟島で対決することになる。

武蔵は佐々木小次郎との決戦を前に、お通との思いを確かめあった。舟島を遠くから見つめる伊織、又八、朱美。

巌流島の戦いの後の武蔵の姿は描かれていない。

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2019年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

遂に完結。
ここに到っての武蔵と小次郎の因縁は少々描写があっさりとしすぎていて物足りなかった気もする。あれほど武蔵の評判を落とし、陥れようとしていた小次郎も禄を得て満足してしまったのか敵役として物足りなく、また武蔵も人間的に成長を遂げて委細構わぬようになり、2人が闘う理由が今ひとつ薄い。もちろん剣士としての純粋な欲求はあり得るが、それもあまり感じられず、いわば惰性ともいえる因縁ですかないような。淡々と終わってしまった気がします。

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2013年09月18日

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