【感想・ネタバレ】新装版 ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)のレビュー

あらすじ

ファンタジーの金字塔が新ビジュアルカバーで蘇る!【解説:時雨沢恵一】
旧版カバーイラストも電子特典として収録!
支配の王錫を求め、オルソンたち一行は自由都市ライデンへ。一方、火竜の狩猟場で古竜シューティングスターとの戦いに敗れたパーンたちも、復讐に燃えるカシュー王とともにライデンまで早馬を走らせる――

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Posted by ブクログ

ネタバレ

3作目にして(上下巻なので4巻目ですが)、壮大な冒険譚でした。
それぞれの目標に向かって旅の仲間がいくつかのパーティに分かれたり、最後の決戦の舞台で終結したり、互いに手に入れることをめざして競っていた宝物が火山の中に消えていったり…と、「指輪物語」のオマージュか? と思われるような場面が多々ありました。
もっとも、だからといってこの作品が面白くなかったというわけではありませんが、トールキンの「名作」が長く読みつがれてきた意味や、その作品のもつ圧倒的な影響力を見せつけられたような気もします。

シリーズが始まった時には「正義一直線」の熱血少年だったパーンが今回の冒険を経てまたひとつ大人になったように思います。
ディードリットとの恋愛関係も次回作以降で進展があるかもしれません。
残り2作(3冊)も楽しみにしたいと思います。

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2025年04月26日

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