あらすじ
NPS隊員の束の間の休日、隊員の一人、古橋の自宅に一人息子の史朗が訪ねてくる。史朗は、離婚した元妻と暮らしており、今は離ればなれ。久々の再会に戸惑う古橋は、史朗来訪の真意に気づけず、史朗を深く傷つける結果に…。父子はお互い歩みよれぬまま、史朗と迎えにきた元妻は高速バスに乗り帰路につくが、そのバスがバスジャックされてしまい!?
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Posted by ブクログ
不気味な空気を残し終わった4巻。
本巻では神父の正体が明かされる。
肩透かしとも言える結果。
悪人と言い切れない神父の思いと行為、
そしてマスコミに踊らされ悪魔と思い込み、沸く正義厨。
ありえないとも言い切れない展開に身の毛がよだつ。
ドラマ版では板橋に眼鏡をかけてやるものの
それ以上の行為はせず、もう無駄だと一號を止める伊織。
心臓マッサージだけで人工呼吸も無く、呼吸の有無についても言及がないことに違和感があったが
原作では一號に言われてではあるが、伊織が人工呼吸を行う。
常日頃から伊織がSATに救急救命が出来る人員が必要と言っていた。
一號は一號で同じ考えをイダキ、日頃から講習を受けているという。
こういうところでも、二人が近いものだと思わせる設定が良いなと思う。
バスジャックのエピソード。
史朗君が健気で偉い。
なんだかんだ言って父親の血が流れているのだという展開が、
お約束ではあるものの、熱い。
家族が巻き込まれた犯罪捜査からは、はずされるんじゃないのかな?なんて、思わずツッコんでしまいました。今回は犯罪の発生には裏がないような感じですが、犯人を煽った黒幕がいたりするのかな?