【感想・ネタバレ】ヘルプマン!(12)のレビュー

あらすじ

広告代理店のエリートサラリーマンだった蒲田喜久雄(かまた・きくお)。趣味は仕事の延長で覚えたゴルフ。家庭では二児の父として妻子から愛され孫にも恵まれた。そんな彼が定年退職を迎えた矢先、突然『認知症』になってしまった。失語、幻覚、失認……。これまで出来ていた事が、日を追う毎に出来なくなり自信喪失。認知症に理解の無い家族は症状を改善させようとし、結果喜久雄の自尊心をズタズタに傷つけ、悲劇は取り返しの付かない方向へ向かって行く――。

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Posted by ブクログ

11巻と12巻の表紙、対照的な絵が本人の心中を物語っている。

日頃気をつけていても、とっさの時は怒鳴ってしまうことがある。
言っても詮無いことを言ってしまう。
ヘルプマン!に出てきた理解のない家族と同じじゃないか…と思いながら。
家族もどうしていいか分からないのだ。
先に対する不安、いらだち、そんな感情と闘っている。
でも、「生きててよかった」その一言を聞きたいために
今日をがんばっている。

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2022年07月04日

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