あらすじ
在宅介護はもう他人事じゃない!認知症の義父の在宅介護に追われる主婦・公子(きみこ)。そんな彼女はある日、過酷な介護生活によって倒れてしまう!公子に任せっきりで介護から目を背けていた家族たちは、介護保険の存在を知り安心するが……。親のボケ、家族はどう受け止めますか?在宅介護の現実をリアルに描く、在宅痴呆介護編!!
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Posted by ブクログ
おじいちゃん子だった私としては、思い出し、涙が止まりませんでした。介護の問題は、それぞれの家族がゆくゆくは担っていくことでもあり、当事者にしか分からないつらさもあると思う。けれども、こういったかかわり方をしていくことでご本人が自分らしく(尊厳を持って)人生を全うすることができるのかも……。そんなことを感じました。痴呆の方の介護をしている方に読んで欲しい一冊です。
Posted by ブクログ
数年前、同居していた祖母が突然痴呆症になりました。
その後、家庭が崩壊しそうになったのですが、その過程は正にこの漫画で描写されたとおりです。
家族の誰も、一人でつらい思いをしている母のことを考えてあげられませんでした。
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このストーリーでは優秀な介護員の働きでよい方向に向かいますが、今の介護を取り巻く環境は低賃金かつ重労働で希望のあるキャリアパスも乏しいと聞きます。
福祉は社会でカバーするものであり無関心ではダメだと、この漫画を読み返すたびに思います。
Posted by ブクログ
ヘルプマンの痴呆老人介護編。今日学校で読んできました!最後感動した!!痴呆介護は大変だと思うけど、正しい介護の仕方や接し方をすれば家族みんなが幸せになれるんだと勇気が持てた。介護は頑張らなくてもいいんだなって思うことができた。
Posted by ブクログ
子育てと違って明るい面が見えづらい老人問題
誰も悪くないのに不幸になっていく家族
老人本人がどう見えているのか、どう感じているのか
とても大切な視点だ。
Posted by ブクログ
在宅介護 介護認定 問題行動
「興奮している時にムリに押さえつけようとすると余計に暴れるんですよ」
「ああゆうときには気の済むまで放っとくか目先をそらすかしかないんですよ」
「家族は頑張らないで下さい」
Posted by ブクログ
一般人が思うに、在宅介護と施設介護では施設介護を受けている高齢者の方が大変とお思いでしょう。
しかし、おそらく在宅介護の方が大変です。
施設は介護を行なうための設備・人員が揃っています。
要介護度が高くとも人数と知識を持った人間や設備があれば何とかなります。
しかし、在宅はあくまでも普通の人が住むために作られています。
その中で、設備もままならない、ヘルパーが来ても一人で出来ることは限られます。
要介護3以上で在宅は厳しいでしょう。