あらすじ
現実を真正面で受け止めなければならない介護の現場に入所した百太郎は、様々な体験を重ねて行く。そして老人との交流の中で百太郎はひとつの答えに辿り着く。ジジババ介護に風穴を開けろ! 今まで誰も描かなかったリアルな「老人介護」漫画!!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1巻から読み始めの頃は、介護士になって自分が変えられることもあるのかなと思っていた。その後、最終巻まで読み続ける中で、介護と一口に言っても、社会福祉協議会や県庁など、介護に関わる仕事はいろいろあり、マンガの中でその人たちは自分のできることを精一杯やっていた。自分が「何か」になる必要はなくて、「今の自分」にできることをやればいいのだと、意識が改革された。介護士にならずとも、まずは自分の祖母、そして地域のお年寄りに対してできることはある。地域みんなで支えれば、「介護」を仕事にする必要もない。このマンガは、介護士への就職を誘導することが目的かと思ったが、そうではなくて、必ずすべての人に来る老いに対し、現状の問題点を明らかにし、自分が老いた時にどんな社会であってほしいかを考えさせ、意識改革を図ることが目的ではないかと思った。
(2016.6.3)
Posted by ブクログ
15巻まで一気読み。
介護とはどんなものなのか…今まで知らなかったことだらけで、理想と現実の違いにも衝撃を受けました。ぜひぜひ、多くの人に読んでほしい。特に介護職目指す方は必見です。
Posted by ブクログ
まだ全部読めてないけど・・・
想像している介護と実際の介護は全然違う
すっごく生々しい。リアルに描かれています。
だから介護に縁がない人は引くかもしれないね・・・
でもこれが現実なんだよ。。
だけど
百太郎みたいに素直で明るく馬鹿で元気な介護の人でありたいな
そんな事を思わせてくれる、素晴らしい漫画ですね
Posted by ブクログ
介護概論の先生にお薦めされて読んだマンガ。所詮マンガだし・・・なんて侮れない。下手な教科書見るよりずっといいと思う。言葉では言い尽くせないほどの衝撃を受けました。たくさんの人に読んで欲しい。
Posted by ブクログ
介護の現実を切実に書く作品
ここに書かれてることは決して人事ではなくて、私たちが絶対直面する問題。
マンガで書かれてることによって、とても読みやすくなってます。色んな人に読んでほしいです
Posted by ブクログ
友人に教えてもらって読み始めた本。
話を聞いたことはあったけど、絵で見るとよりしんどく感じた。
わたしはまだまだ知らないことが多すぎると感じた。
介護をされている方、本当にすごいと思う。
自分が夢の中に行ってしまった時のことを考えるようになった。
多分よく掃除をするんだろうなあ、お菓子の袋は結んで証拠隠滅するから、「いつのまにお菓子食べてる!」ってヘルパーさん(か介護してくれる家族)を困らせそう。とか考えた。
Posted by ブクログ
今から、介護を目指す人には、絶対読んで欲しいマンガです。
理想だけではやっていけない。介護の現実を思い知らされるマンガです。1巻から13巻まで一気に購入!!
Posted by ブクログ
福祉の現実、問題点、興味深いところ・・・
わたしの代わりに主人公が体当たりでぶつかってくれるので
とても励まされたし、とても勉強になりました。
これからも2巻3巻と読んでみたい。
Posted by ブクログ
介護士の主人公を通して、介護の現実が描かれています。
とても現実すぎで、普通の人は一瞬ひくかもしれません。
マンガに出てくる老女のセリフで、
「だれだって、老いは初体験だよ。不安で恐ろしいよ。」
というようなセリフが心に残っています。
Posted by ブクログ
介護を真正面から取り扱った作品。
現実って、さらにすごいんだろうな。
でも、どこか他人事に思えてしまう。だからこそ、はまっちゃうのかな。
2巻の鹿男じいちゃんの話は号泣です。
自分を必要とされなくなったと認めたくなくて、悲しくて夢を見てる。
そうだと思います。
Posted by ブクログ
女性向けマンガで既にキャリアを積んだ、
実力派のくさか里樹先生が描く社会派マンガ。
そのさすがのセンスに乗せて、
次々と突きつけられる過酷な現実。
介護という世界を生々しく描き続けるこの作品に、
自身の無力さすらをも感じてしまう、
そんな力を持ったマンガです。
Posted by ブクログ
「介護」がいよいよ身近になってきたので改めて読み直す。
今はまだ積極的な手助けというところだが
これからどうなるのか全く見当がつかない。
少しでも知っておくことで家族みんなのQOLがよくなれば、と思う。
Posted by ブクログ
介護の現場を知ってる人が読んでも、
これは、おもしろいゾー!
むしろ現場を知ってるから、
面白いのかしら。
不器用で真っ直ぐな主人公の、熱い思いに、
おもいっきりシンパシー。
頑張れヘルプマン!!
Posted by ブクログ
老人介護マンガ。
バカだけど、ハートは熱いくて人情派な恩田百太郎・高校3年生(単位ギリギリ)が主人公。クールな友人・神崎仁が高校中退して老人介護の仕事に就いた。百太郎も、偶然出会った痴呆老人と介護施設の現状を目の当たりにし、また、同居のばあちゃんが脚の骨を折ったことで老人介護の「仕方ないからこうしてる」という介護のあり方に疑問を持つ。
老人の身になって考える、熱い介護士の物語。
Posted by ブクログ
介護コミック。高齢化社会の現実を真っ向から取り上げている。見て見ぬふりができない主人公の無茶ぶりがリアル。
ー痴呆症の誘導はひとつのことに集中させることがコツー
ー介護は生活の専門家だ。当たり前のことを当たり前のすることで、老人を元気にすることなのだ。
もっと本質的な違いは介護の`介‘は媒介の介。老人が主人公になるために自分を媒介、つまり、きっかけにする技術なのだ。-
介護の技術から高齢者の対応の方法まで勉強させられる。なにより、人として人間として大事なことを教えてくれる。
Posted by ブクログ
3巻まで読んで、主人公の無茶苦茶ぶりにうんざりして、ちょっと放置していたけど、最近また続きを読んだ。
ケアマネ編あたりから納得できるようになってきて、よく取材してるなあと感心。
難しい介護保険の問題をわかりやすいエピソードで表現してるのはすごい。