【感想・ネタバレ】ベルサイユのばら 8巻のレビュー

あらすじ

パリ市民が武器をとり義勇軍が編成されていくと、王室・貴族たちと平民たちとの対立は頂点に達する。1789年7月、ついに国王の軍隊に出動命令が下される。オスカルは出動前夜にアンドレを自室に呼ぶと…。翌朝、民衆と軍隊との戦闘が開始したとの報告を受けたオスカルは、フランス衛兵隊の隊員を前に貴族である特権・領土を捨てると言い放ち進撃する!!人民とその自由のために!類を見ない大ブームを巻き起こし今なお世界中の人々を魅了してやまない不朽の名作!第8巻

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フランス革命という激動の時代を生き抜いた人々を描いた、史実を基にしたフィクション作品です。「ベルばら」の略称で長年愛され続けるこの作品。宝塚歌劇団でも演じられており、人気作品のひとつです。
主要人物の1人で、絶大な人気を誇るオスカル・フランソワは女として生まれたものの、跡継ぎのためと男として育てられます。身分や性別など、多くの葛藤と闘いながらも最後までフランスのことを想い続けた彼女の生き様には涙なしには読めません。

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時代を超えて

かなり昔の作品で題名は知ってましたが話を読んだのは始めてです。
絵と演出とノリが昔過ぎて、読むのやめようかと思ったりもしましたが、時代を超えて劇場版になったり、いつまでも愛される作品というのは本物だと思い、読み続けました。

絵やノリに慣れるまで話が頭に入ってきませんでしたが、慣れて来ると話の面白さに、次も次もと夜更かししてまで読み進めました。

フランスの歴史を忠実に近い形で描かれているようで勉強にもなります。


この8巻で最終回なのではと思う出来事が次から次へと起こり、なのにもうあと一巻あるので、そこには何か描かれているのかと気になります。


連載中は売れていても連載が終わって時間が経てば忘れ去られていくテンプレ作品が多い中、哲学など普遍的なものに加え、作家さんの『これが描きたい』というしっかりとした情熱と意思が練り込まれていて、展開も早く登場人物に魅力があり、本物の作品はこういうのなんだと思いました。

#感動する #カッコいい #タメになる

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2024年12月07日

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