【感想・ネタバレ】コウノドリ(27)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

mac

ネタバレ 購入済み

医療安全管理その一

・「突然、人が死んじまうなんて…ちゃんとした理由があると思ってんだろうな。
人間の体なんて、全部分かる訳ないのにな…医者なら原因が分かるはずだって思いこんでんだろ」
・「オレはもう一緒には楽しめないよ。何したって楽しくないからさ。
店も開けずに一日中、マコの写真を見てボーッとしてるんだ。
してマコとお腹の子が死んだのは、病院が悪いんだって自分に言い聞かせてる。
でもさ…マコを一人にしたオレのせいなんじゃないかって…どこかで自分のことも責めてるんだ。」
・「今回は…カルテや書類だってやましい箇所がある訳じゃないし、
むしろ証拠保全してくれてよかったんじゃない?病院(こっち)に非がないってことが分かって貰えるんだから。
胸を張りなさい。君が悪いんじゃないんだよ」
・「鴻鳥先生は…妊婦さんやその家族との信頼関係を何より一番大切にしてきたと思う。
裁判所から証拠保全に来たってことは、その一番大切なものが崩れてしまったってことかも」
・「…小野田さん夫婦はとても仲が良くて、二人で花屋さんをしていたんだ。
ご主人は奥さんのてんかん発作が、いつ起きても一緒にいられるようにって、会社を辞めて、
奥さんの夢だった花屋さんを始めたらしい。
ご主人は奥さんが亡くなってから、一か月以上経った今でも店を開けられずにいる」
・「子供を亡くしてしまうことは未来を無くし、パートナーを亡くすことは現在(いま)を無くしてしまう。
あのご主人は一度にその両方を無くしてしまったんだよな。
産科医としての小野田さんの治療にミスはないよ…でもね」
「でも、もう少し退院を遅らせていれば、彼女を救えたんじゃないかって…そう考えているのか?」
「うん…そう考えないと言ったらウソになるかな」
・「何が”全ての赤ちゃんを救ってやる”だよね。そりゃ四宮にバカみたいって言われるよ」
「…オレは”恥ずかしい”とは言ったが、”バカみたい”とは言ったことはない。
産科医なら誰だってお産の怖さを知ってる。だからそんなことは恥ずかしい…というよりむしろ
怖くて口にできないんだよ。ただな、サクラ…お前だけだと思うなよ。
どんな産科医だってみんな、”全ての赤ちゃんとその母親を救ってやる”って本気で思いながら
毎日出産と向き合ってんだ」

0
2022年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

“あたしゃあの頃「妊娠・出産が安全なのが当然じゃないんだぞ〜」って声を大にして言いたかったよ”
小松さんの言葉。

妊婦さんのたらい回しとか、あってはならない事態。だけど、緊急性の高い妊婦さんを診る診療体制の整っている病院がどれだけあるか…。
妊婦さんを診たあと、赤ちゃんも…という状況ならさらに病院を見つけるのが困難に。
どうかお住いの都道府県の状況がどうなっているのかお調べくださいませ。その病院に行くには何分かかるか。その病院が地域から応援されているか(その体制を整えるには時間もお金もかかりますし、絶対的にお医者さんの数が必要…)。

お母さんにとって妊娠した瞬間から出血の可能性があるイベント。赤ちゃんにとって一番死ぬ確率が高い人生最大の生命維持の危険性のあるイベント。
最悪なことが重なったら…たまらない、苦行の一冊でした。

0
2019年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

病院のトラブル対応。元救急の看護師で優秀な人

てんかん持ちの妊婦。34週ぐらいで入院して出産前に退院した2日後死亡原因不明。元看護師の親戚が医療過誤と隠蔽と言い出してねじれ始める。

0
2022年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっとコウノドリを読んできているので、ペルソナの産科に悪質な非が無いのは分かっているんだけど、患者さんからすればそうはいかない。赤西先生はとても優しい人のように描かれているけれど、私はそう感じない事が多々あって。言葉は多いけれど、そこにどれだけの心があるのかな、と思う事もあったので、これを機にきっとシノリンの抜けた穴を埋める存在になってほしいなぁ、と。医師として。キャラとしては無理だけど。後半はより深刻な事態に。ただ思うのは、ちょっと経験した程度で、知った顔で中途半端な意見いうのはやめた方がいいなぁ。

0
2020年08月25日

ネタバレ 購入済み

裁判?

サクラ先生が裁判沙汰?

医療裁判って、
Dr.や医療従事者の方々は、
ホントに一生懸命にして、
死因も分からずって
多いと思います。

自分自身は
どうしても、
医療従事者の味方をしてしまいます。

#深い

0
2023年05月02日

「青年マンガ」ランキング