【感想・ネタバレ】人類資金VIのレビュー

あらすじ

解放せよ。この後ろ暗い金を、今こそ人類のために。命と引き替えに託された男たちの思いをただ一人受け止め、世界に挑む捨て身の戦い。次巻完結! 最終巻『人類資金7』2014年初夏刊行予定。完結記念『限定版 人類資金7』刊行決定!『人類資金』誕生前夜に福井晴敏によって書かれたフルボリューム・プロットを、創作秘話を明かす著者コメンタリー付きで完全公開する特別冊子『人類資金0』と2冊セット。通常版と同時刊行

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前半めちゃめちゃ退屈でした。
美由紀がどうして今の立ち位置にいるのかとか暢人とのなれそめとかこれまでの美由紀の人生を振り返るような。
なぜ退屈に感じたかというと、美由紀が「おんな」なんですよね。冷静に小隊を率いて体術にすぐれ銃火器も操る美女。
それが、ただただ暢人に対しては「ただのおんな」なんです。がっかりしましたよぉ~。
ものすごい努力をして才能を磨き、あらゆる計算と判断の上で行動してきたクセに はぁ?

それで読み始めて数か月放置した。
でも本読みの読み終えたい根性が出てきて再開したら中盤以降美由紀が目覚めるじゃないですか!真舟とか石に触発されたのか。遅いわっっっとは思ったけど、俄然面白くなってきてさーーーラストって思ったら、なんとまだ最終巻があったのね。
まだ入手できておらず、お預けとなりました。
早く買おう。

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2023年02月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラスト前の一冊。前巻で計画が全て終わってしまったような絶望の中からのスタート。日本経済の歴史なんかも織り交ぜつつ人類資金をめぐる笹倉家の人間模様を描いていく。過去の悲劇の思い返しがほとんどなので全体的に暗く説教くさい感じ。
ただし、ラスト付近では逆転に向けて行動を移すメインキャラ達が活き活きと描かれていて、最終巻への期待が否が応でも高まる。どのように締めくくるのか読むのが楽しみになる。

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2017年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幕間劇という感じの巻
最終決戦を前に、それぞれが思いを語るがちょっと冗長かも。

「暴走する資本が弱者を蹂躙する時代」を迎え、情報化で対向するためにM資金が使われるという。カペラという架空の最貧国にネットワークインフラを整え、PDAを配布するというが、、、なんとなく2001年宇宙の旅に出てくるモノリスを彷彿とさせる気が、、、

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2015年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

福井晴敏によるM資金にまつわる長編第6弾。
本巻は冒頭からおよそ3/4が回想録となっている。前巻終わりの遠藤の回想を含めるとおよそ一冊分丸々が回想ということになる。物語に深みを与える一方、現在の物語が一向に進まず、もどかしい思いをする印象だ。
ようやく回想が終わったと思うと物語が急展開し、その背景でどんなことが起きているのか一切わからないまま次巻へと続く。読者は半ば置いてけぼりにされている感があり、これもまたもどかしい。
次巻はいよいよ物語が決着する。どんな結末を迎えるのか、主要登場人物はどうなっていくのか、期待は高まる。

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2015年08月22日

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