【感想・ネタバレ】金魚屋古書店 2のレビュー

あらすじ

あなたのお探しの漫画、ここにあります!本巻の主なお取り扱い作品は「同じ名前の男から渡された、3人の人間を巡る戦争漫画」。「少女に読んであげた、童話作家の作品を原作にした漫画」。「母と父、より相手に惚れているのは…大阪下町人情漫画」。「女、子供が読むモノ?毎年初夏に発売される叙情漫画」。「読めば少年は列車に乗りたくなる。不朽のSF鉄道漫画」。

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お試し4冊中一番好きな巻

捨てがたいエピソードはそれぞれの巻にありますが、特にこの2巻に思い入れがあります。銀河鉄道の夜と999が同じ巻で読めるなんて幸せ。紹介された賢治のあの序文は物語本文より実は好きだったりするんですよね。
チッチとサリーやじゃりン子チエは絵柄で興味を持ってなかったので、偏見を取り去って読んでみようという気にさせてくれました。
巻末の作者さんの本紹介も参考になるし、本への愛着が感じられていいです。
絵はやわらかいタッチが好きなのですが、時々不安定というか小学生が老けて(大人びて)見えるのが気になることがあるけど、まぁ置いときます。999の話が心に残りました。男の子たちが作った校内秘密基地が撤去されるエピソードがありましたがああいうの許容してあげられる学校であってほしい、実際は人数多いとそうもいかなくなるだろうけど。二人で電車に乗っていくシーンは999というよりジョバンニとカンパネルラを思っていました。

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2023年01月08日

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